人権月間によせて
- 公開日
- 2012/12/05
- 更新日
- 2012/12/05
学校の様子
十二月は人権月間です。自分の心と向き合う月です。
「相和す あいわす」
相和すは、お互いに親しむという意味です。「和」という漢字は、人の声に合わせて応じるという意味があり、心を合わせることを表しているそうです。声に応じる、つまり言葉を交わすことによって心を通わせてきた私達。気持ちが通じたという実感が、心をやさしく穏やかにしてきたのです。〜和を以って貴しと為す〜という聖徳太子の言葉のように、遠い昔から、言葉を交わして、心を合わせる大切さを感じてきたと言えるでしょう。そして、十二月は一年を振り返る月でもあります。自分で心に聞いてみることが必要ではないでしょうか。
「あなたは、人を大事にしていますか?。」
今月の朝会の時に、こんなお話をしました。
後期が始まった最初の朝会で、「人を大事にできたり、お友達が人を大事にしていたりすること見たら校長先生にお手紙を書いてね。」と話をして、校長室の前にポストを置いておきました。毎日たくさんの手紙をもらいました。そして、子ども達の手紙から、人を大事にするということは、次の四つの心があることを新たに感じることができました。一部を紹介します。
一、よりそう心
わたしは、ころんでけがをした友達に、「大丈夫?。」と声をかけます。友達が困っていると、私も悲しいからです。
わたしは、どんな時でも人の話をしっかり聞いています。
ぼくは、友達が「遊ぼう」って声をかけたら、かならず遊んでいます。
二、自分からはたらきかける心
ぼくは、友達が悪いことをしたら、「だめだよ」といっています。弟がうまれても、静かにしています。
校長先生や大人の人におじぎをして、「おはようございます。」と挨拶をしています。
ぼくは、たまにお笑いをして人を笑かしています。
三、きまりやマナーを守る心
私は、毎日トイレのスリッパをきちんと揃えています。
ろうかは走らないようにしています。
四、感謝する心
掃除の時間に、みんなと協力しあっています。わからないことがあったら六年生が教えてくれています。
掃除で、五、六年生に手伝ってもらって嬉しかったので、次はぼくが低学年を手伝ってあげたいです。
こんなあたたかい手紙をもらうと、私も嬉しくなりました。
幸せの四つの心と呼びたいなと思っています。そして、あたたかいこの幸せの四つの心が、みんなのつながりを深くし、お互いの力を伸ばしていくことができることも、話しました。
学校でも、この人権月間に、学級や学校全体で人権について真剣に考える授業を行います。この機会にご家庭でも、人を大事にすることや人の良さに気付くことなどを話題にしていただき、それぞれの個性を大切にしていくことが、互いに人間としての力を伸ばすことになるのだということを考えていただければありがたいです。校長 森 江里子