校長室の窓から〜子どもたちの笑顔を大切に〜
- 公開日
- 2012/10/05
- 更新日
- 2012/10/05
学校の様子
「花背山の家・岬の家での笑顔」
今年も五年生が花背山の家。四年生が「岬の家」で「宿泊学習」を行いました。この学習のよさは、集団で行動するときの集団規律が自然と身に付いていくことだと思います。 たとえば、きまりや時間を守ること・仲間で協力して班行動をすること・仲間にやさしくすることや厳しいことに挑戦することなど、子どもたちが定めたテーマ一つ一つが達成されていくことが目に見えてわかります。
子どもたちにとっては楽しいことばかりではありません。約九十人の集団でこれだけの長い期間一緒に生活するのです。自分のことだけではなく、仲間の失敗を補わなければならないことも出てきます。でも、それをみんなで乗り越えた時に、大きな「つながり」を感じ、仲間意識が養われるのです。また、今年の五年生は、この三泊四日を笑顔で過ごしていました。誰一人言い争うことなく、さりげなく助け合う思いやりの姿に心打たれるものがありました。
四年生は、十月二日から岬の家に行きました。初めての宿泊学習で、緊張したスタートでしたが、よくがんばりました。キャンプファイヤーでは、みんなで楽しく歌を歌ったりゲームをしたり笑顔がいっぱい見られました。一日のふりかえりをみんなで話し合い、十分でないところは、次の日に挑戦する姿が見られました。他の学校の友達や岬の家の方にも自分から挨拶する様子が見られました。
この学習で身に付けたことをこれからの学習で活かすことができればさらに、成長していくことと思います。
「挑戦する笑顔」
九月、洛央小学校に素晴らしい先生が来てくださいました。世界的に有名な釜本邦茂先生と元Jリーガー選手の遠藤彰弘先生です。
その時にお二人の先生が、基礎・基本を大切に、難しい技があっても何度も練習してクリアしていくこと、そしてクリアできない時は何故できないかを徹底的に考え、研究することの大切さを話してくださいました。その後子どもたちと練習してくださったのですが、どの子も笑顔でボールに向かっていました。そして、先生の指示の技ができると、歓声をあげて喜ぶ姿がありました。「学び」はすべて、挑戦するところから始まるのです。子どもたちは、自分が出来た喜び、仲間も出来た喜び、それを味わうことが嬉しいのです。私たちにも笑顔があふれる授業、子どもたちの笑顔でいっぱいの学校を目指して頑張っていくことの大切さを教えていただきました。
平成二十四年度「全国学力・学習状況調査結果」
ご存じのように文部科学省が全国の小学校六年生と中学校三年生を対象に「全国学力・学習状況調査」を実施しています。 以前の調査は国語・算数でしたが、本年度は、理科が加わりました。ともに主として「知識」に関する問題Aと主として「活用」に関する問題Bにわかれています。本校は、どの教科も満足のいく結果を得ました。特に、本年度より新たに加わった理科については、本校が長年研究を続けていた成果がでたように思います。また、学校全体で「基礎的な知識」の習得はもちろん、その知識を「活用する力」を伸ばすことに力を入れて日々教育活動を行っていますが、その成果が得られたと感じています。さらに、二年前よりの課題である「書く力」も、ノート指導の徹底など、六年間の一貫した指導の成果が結果に表れています。今後の課題は、国語の言語の知識・理解や理科の科学的な思考・表現です。特に、理科に限らず全ての教科において、『なぜそう考えたのか』という「根拠」「理由」をもとに、正しく簡潔に,表現・記述できるようにすることが大切だということが調査結果から見えてきました。今後、授業の中でこのような機会を増やし、正しい言語能力の育成と根拠を明らかにした思考・表現を育てていきたいと考えています。ご家庭でも読書の機会を増やすことや正しい言葉を使って話せているかという点に、関心をもっていただけると嬉しいです。 校長 森 江里子