学校日記

〜校長室の窓から〜「人から学ぶ 人に伝える」

公開日
2011/08/25
更新日
2011/08/25

学校の様子

 長い夏休みが終わり、子どもたちの元気な姿が学校にもどってきました。学校が始まった最初の朝会で、子どもたちを前に次のようなことを話しました。
今日からまた、学校での学習が始まります。学習や活動の中で、ちょっと難しいかなと思うことにも挑戦してみてほしいのです。チャレンジすることから学ぶことはとても多いからです。「とても出来ないなあ」と思っている人はいませんか?
これは先生が夏休みに読んだ本に書いてあったのですが人間の脳細胞は実は140億もあります。しかし人間は一生の中でその10パーセントか15パーセントしか使っていないそうです。あとの約90パーセントは使わないままです。そこにどんな才能が隠れてのかもわからないのです。すばらしい発見をすることもできたかもしれないのです。そう考えると、もっと深く考えたり挑戦したりしてほしいのです。
 このような内容をお話したのですが、私は学ぶことの一つはチャレンジすることであると考えています。「言志四録」の中に
少にして学べば則ち壮にして為すこと在り
壮にして学べば則ち老いて衰えず
老いて学べば則ち死して朽ちず
という「三学の教え」があります。これは、『幼い頃に学んでおけば壮年になって役に立ち、何事か為すことができる。壮年の時学んでおけば、老年になっても気力が衰えない。老年になって学んでおけば、見識が高くなり社会に貢献できるようなすばらしい人になれる。』という意味です。私も学ぶことは、実は自分の力を発見し、学び続けることで後から自然に実を結んでいくことだと信じることだと思います。だから、学ぶことから理由をつけて逃げないで、チャレンジすることが必要だと思っています。
 先日、北海道札幌市で、「文部科学省主催 地域とともにある学校づくり推進協議会」で洛央小学校のコミュニティスクールの活動について発表してきました。PTAや地域の方々や学校支援ボランティアの方々を中心に活動している「洛央いきいきコミュニティ」の活動に、参会者の方よりたくさんの質問をいただくとともに、地域や保護者の方の活動のすばらしさに驚いておられました。北海道ではコミュニティスクールをこれから立ち上げていかれるそうです。本市や本校の取組が広がっていくようで嬉しい気持ちになりました。やはり、この洛央小のコミュニティスクールは、番組小学校の頃より地域を愛し、子どもたちのために立ち上がっていただいた地域や保護者の皆様のおかげでできたものだと思います。しかも見識の高い皆様の努力と、子どもたちに学ぶ喜びを伝えてあげようとしてくださる皆様の努力でできたものだと深く感謝しております。これも一つのチャレンジだと改めて学ばせていただきました。
 今年の夏も校区内の各元学区で催される恒例の夏祭りが盛大に行われ、多くの人々で賑わいました。会場では祭りを盛り上げ、地域の人に楽しんでもらおうと自治連合会をはじめとする各種団体の役員さんなどたくさんの方が活躍されていました。また、お互いの祭りに他の学区の方も招いて相互に交流を図られています。ここでも地域コミュニティの中で人から学び、人に伝えていくすばらしさを感じました。
私も気持ちをひきしめて励みたいと思っています。今後もご支援よろしくお願いいたします。校長 森 江里子