学校日記

校長室の窓から「祈りをこめて」

公開日
2011/07/05
更新日
2011/07/05

学校の様子

 七月に入り、四条通界隈は祇園祭の色に染まってきました。    
 今年は、宵山が土曜日、巡行が日曜日にあたり、多くの観光客が予想されます。
本年度も、長刀鉾・鶏鉾・月鉾・岩戸山・船鉾の保存会にお願いして、例年通り児童が曳初めを経験させていただけることになりました。保存会の皆様ありがとうございました。
 岩戸山では曳初めの後に、二・三年生の児童が山の周囲で踊りを披露させていただきます。(十三日三時ごろより曳初め)お時間のある方はぜひご覧ください。
 また、五年生児童が、先の五つの山鉾に加え、函谷鉾、綾傘鉾、四条傘鉾、保昌山、郭巨山、伯牙山、芦刈山、油天神山、木賊山、太子山、白楽天山をあわせた校区内十六の山鉾保存会にお世話になり、「総合的な学習」の一環として「山鉾の由来」や「保存会の方々の祭りとのかかわり」等についてお話を伺い、学習させていただく予定です。すでに「鶏鉾」の囃子方の方々には、お囃子の体験をさせていただいたり、「ちまき作り」をさせていただいきました。子どもたちは、目をいきいきと輝かせ、伝統あるお祭りに触れることができ、喜びを語っていました。これらの学習の成果は来年二月に行う「ふれあい 語りあい 学びあい」の機会に発表します。
 本校では、以前より祇園祭に加え、「昔の遊び」「昔の学校の様子」 「地域の伝統産業」など地域を題材にした学習を進めています。この学習は、子どもたちが暮らす地域をよく知ることを通して、その素晴らしさに気づき、地域を愛する心を育てていきたいと考えています。この子どもたちが大人になったときに自分が生まれ育った地域を誇りに思い、この地域に何らかの形で関わって欲しいと思っています。
 さらに、これらの学習を通して関わった方たちの地域や仕事との関わり方やそれらに対する姿勢や考え方を学びます。このような「学び」は、子どもたちの生き方や考え方にとても影響を与えていただけると思っています。また、社会と、関わりの深い感動体験は、子どもの心を揺り動かし、様々な価値を見出し、やがて深く考える子どもへと成長することができます。身の周りにすばらしい大人がいることは子どもたちにとって大きな財産だと思います。今後ともご協力をお願いいたします。
コンコンチキチン コンチキチン・・お囃子の音が聞こえてきます。お囃子の音とともに京都の暑い夏がやってきます。
今年は東北の大震災の一日も早い復興を祈りつつ、日本全体の無病息災を祈り、心をひきしめて祇園祭をむかえていきたいと、思っています。              校長 森 江里子