小さな科学者
- 公開日
- 2012/06/30
- 更新日
- 2012/06/28
校長室から
朝早く、
「校長先生、カメが卵を産んでいるよ。」
駆けつけると、グランドの北東隅に人だかりができています。
遠巻きに見守る子どもの目を気にせず、カメが後ろ足を交互に使い穴を掘っています。
随分と長い時間かけて穴を掘っています。
わたしはあきらめてその場を離れましたが、小さな科学者たちは見続けています。
しばらくして、「カメが卵をうんだよ。」
と呼びに来ました。
授業開始のチャイムが鳴り、子どもたちが去った運動場で
そっとタマゴを掘り起こしました。
水槽にいれてみんなが見られるようにしました。
「いつ卵からかえるか当ててみよう。」と応募用紙も用意しました。
すると、ある子がこう言いました。
「先生、亀は一匹しかいなかったのに、卵はかえるの?」
参りました。小さな科学者殿。