門扉に張りついて温まる
- 公開日
- 2012/08/22
- 更新日
- 2012/08/22
中川校の自然
朝,駐車場に車を入れようとしたら,門扉にチョウが張りついているのに気付きました。駐車させながら,あれは何だ,「黒で…,遠目には模様がなくて…」と。もしかしたら!駐車するなり,デジカメを取ってあわてて門扉へ。やはり,カラスアゲハでした。
逃げられないようにと姿勢を低く静かに近づきましたが,逃げる気配がありません。そうか,日光を受けて体を温めている最中なんだと安心して,刺激しないようにカメラを近づけてバチバチと撮りました。
カラスアゲハ,都市部では見ることのないチョウで,中川など山間地では結構見ることのできるチョウです。幼虫の食草であるコクサギが,山地に生えていることによります。でも,中川では,杉の植林がほとんどで,そうしょっちゅうお目に掛かったことはありませんし,見つけたとしても,すぐに逃げてしまいます。早朝だったので,翅をいっぱいに広げて早く温まって飛び立とうとしていたのでしょうね。
でもよくこんなところに止まれるなとお思いかもしれませんね。下の写真を見てください。チョウに限らずちょっとした凸凹や傷があれば大抵の虫は止まれます。足の先が鈎づめといって,返しのない釣り針のようになっています。このため,ちょっとした凹凸があると止まることができるんですね。
このカラスアゲハは右後翅の尾状突起がなくなっていますが,何かに襲われたのか,何かに引っかかったのでしょうかね。前翅の特徴からオスということが分かりますが,お知りになりたい方は,申し訳ありませんがネットででも調べてください。