給食室で弱っていたトンボ
- 公開日
- 2012/08/21
- 更新日
- 2012/08/21
中川校の自然
8月20日(月)に給食室の網戸に止まっていたタカネトンボです。調理員さんに御用となり,職員室の教頭先生まで連れて行かれました。教頭先生はトンボの検索図鑑を睨みながらあれでもないこれでもないと苦労をした末に,タカネトンボにたどり着いたそうです。残念ながら,翌日には,放した場所で死んでいました。ところで,上の写真の黄丸内の特徴からオスと断定できます。第2腹節に生殖前片があることと尾端の附属器の形でわかります。これは慣れれば簡単ですよ。
このトンボは日本特産種のトンボのようですが,寒冷地を好むので,近畿以西では見られる地域が局所的になり,当たり前のごとくにはお目にかかれないようです。ここで見られたということは,中川も比較的涼しい方に入るということなのでしょうか。それとも何らかの理由で迷い込んできたのでしょうかね。
タカネトンボを漢字で書けば,「高嶺蜻蛉」となります。高嶺で表すように高い嶺,つまり山岳地帯で見られるトンボということになります。実際のところは,低い山間部でも見られますので,中川に居ても不思議はありません。
さて,トンボの見分け方はというと東海大学出版会の検索図説を利用していますが,素人には結構難しいので,進んだり戻ったりしながら調べています。
主な見分け場所は,下の写真の,胸横の模様,左右の目が離れているか線状に接しているか,前翅後翅の三角室の向きが同じか否か,前翅後翅の付け根付近の形が同じか否かなどです。繰り返しますが,専門家ではないのでなかなか簡単には同定できません。むずかし〜い。