学校日記

運動場の「道教え」

公開日
2012/08/15
更新日
2012/08/15

中川校の自然

 上の写真は,夏になると本校運動場に必ず現れるハンミョウです。近づくと,すっと飛んで数メートル先に逃げおり立ちます。また追いかけると,すっと飛んで数メートル先におり立ちます。こんなことを繰り返すことができる楽しい遊び相手です。山道や河原などの乾いた裸地を好みます。山道などでハンミョウに出会うと自分の進む先へと飛んでは近づくのを待ち,また先へ飛んでは待つかのように見えます。その様子から標題のように「道教え」という別名がついたのでしょうね。
 漢字では,「斑猫」と書きます。「斑」は模様を意味し,「猫」は字の通りネコを表しています。これもおもしろいですね。どうも,虫を捕まえる仕草が,ネコと同じように思えるからだそうです。英語では,「tiger-beetle」虎のような甲虫というところでしょうか。どう猛さから来ているようです。下の写真の口を見てください。鋭い大顎を持っていますね。噛まれると相当に痛そうです。この辺からtigerとついたようですよ。ついでに,下の写真左を見ると,あごやくび,胸にかけて白い剛毛のようのものが生えていますが,何のためなのでしょうね。調べても載っていません。どなたかお分かりの方がおられたらお教えください。
 ところで,「斑猫」というと,この名前の付いた毒があります。毒を持っているツチハンミョウの仲間のことであり,ハンミョウの仲間には毒を持ったものは居ません。日本に伝わったときにツチハンミョウとハンミョウの区別が曖昧だったのでしょう。ハンミョウに噛まれても毒を持っていませんのでご安心ください。でも,噛まれたら痛いことをお忘れなく。