「ことばときこえの教室」への通級対象児童について 2
- 公開日
- 2010/05/25
- 更新日
- 2010/05/24
ことばときこえの教室
*発音の誤り(構音障害)のタイプ*
「あっぱが,落ちている。」・・・何のことだか分かりますか?
答えは,「はっぱが,落ちている。」です。「ラッパ」も,「はっぱ」も,「あっぱ」になってしまう場合もあります。これは,発音されるべき子音がぬけ,母音だけの発音になっているのです。そのため,意味がわからなかったり,意味を取り違えられたりとコミュニケーションがうまくいかなかったりすることもあります。
このように,発音されるべき子音が省略されている状態の発音を「省略」と呼びます。
構音障害には,置換・歪み(側音化構音)・省略などがあります。未だ原因の特定や解明がはっきりとされていない場合も多いのですが、以下のことが考えられています。
・発音に必要な器官(唇や舌など)の運動機能の未熟さ
・誤った音と正しい音を弁別する力の遅れ
・ことばのモデルやことばの習得を支える言語環境の問題
適切な学習や構音器官の訓練で,改善していくものも多いです。見つけてあげられるのは,普段接しておられるおうちの方や担任の先生ですので,音読や会話の時,発音に気にかかる子がいたら,ぜひ,教育相談を受けられることをおすすめください。