「ことばときこえの教室」への通級対象児童について 1
- 公開日
- 2010/05/07
- 更新日
- 2010/05/07
ことばときこえの教室
普通学級に在籍する「構音障害」・「話しことばにおけるリズム障害(吃音)」・「聴覚障害」をもつ児童が対象となります。「構音障害」というと,その言葉にびっくりされる方もおられますが,簡単に言うと「発音の誤り」のことです。「発音の誤り」の一つに,一般的に「赤ちゃんことば」と呼ばれているものがあります。これが,専門的には,「置換」と呼ばれるものです。
「置換」のタイプの「発音の誤り」は,適切な正しい発音の学習をすることで短期間に改善する場合がほとんどです。就学前に,発音について「様子を見ましょう。」と言われていた子どもたちも,小学校入学後,音読や学習に困難を抱える場合もあります。しかし,いっしょに生活していると気付かれないことも多く,「かわいいから,このままでいい。」とか,「ほっておいたら,そのうち治るだろう。」と,低学年の間に,放置し見過ごされる場合も少なくありません。それが原因で「友だちにまねされる」,「からかわれる」・「話すことに自信がなくなる」・「音読で間違う」・「書き言葉を間違う」と悩む子どももいます。
発音やことばに気がかりがあれば,ぜひ,ご相談ください。早期改善のためには,1年生からの通級をお勧めします。
*発音の誤り(置換)の例*
*「らりるれろ」を「だぢづでど」に置き換えて発音しているケース。
例えば,「らんどせる」→「だんどでる」・「れもん」→「でもん」など
*「さしすせそ」を「たちつてと」に置き換えて発音しているケース。
例えば,「せんせい」→「てんてい」・「さんすう」→「たんつう」など
*「ざずぞ」を「じゃ・じゅ・じょ」に置き換えて発音しているケース。
例えば,「ずこう」→「じゅこう」・「ぞうきん」→「じょうきん」など
*「かきくけこ」を「たちつてと」に置き換えて発音しているケース。
例えば,さかな→さたな,ほうき→ほうち,がっこう→だっとう
*「さしすせそ」を「しゃししゅしぇしょ」に置き換えて発音しているケース。
例えば,せんせい→しぇんしぇい,さんすう→しゃんしゅう
*「たちつてと」を「ちゃちちゅちぇちょ」に置き換えて発音しているケース。
例えば,つくえ→ちゅくえ,えんぴつ→えんぴちゅ,