学校日記

スーパーエコスクール金閣 の 学校施設大規模改修に向けて本設計に入りました。

公開日
2013/09/05
更新日
2013/09/05

校長室から

平成24年度に大学の先生や設計者・建築士・教育委員会の環境整備室のみなさんや,金閣社会福祉協議会の方々にご意見をおうかがいし,ゼロエネルギー化をめざしたスーパーエコスクール実証事業委員会を実施してまいりました。

100KWを発電するソーラーパネルの設置や河川水雨水の利用,木質化や二重断熱サッシによる温度コントロール等々,環境に配慮した「スーパーエコスクール金閣」の実現をめざした構想づくりを進めてきました。

建築確認や容積率建坪率などと共に景観条例なども大きく関わり,思い通りの改修が難しい中での計画が固まりました。

環境学習に役立てるとともに,地球環境に配慮した学校にしなければなりません。

また,子どもたちや地域保護者のみなさんに喜んでいただける改修でなければなりません。
ただ,環境に配慮することが我慢することにつながっては何の意味もありません。

また,建物自体がすごしやすく快適な構造とおだやかな空間を保てなければ何の意味もありません。
 そこで,今回は次の点について設計段階でのコンセプトを伝えました。

 建築物には、大きく分けて『意匠』・『構造』・『設備』の3つの重要な要素があります。『意匠』とは建築物の見た目の美しさや、造形のこと。『構造』とは地震や台風など、建築物に作用する力に対する丈夫さなどのこと。『設備』とは水道・電気・ガス・防災といった、建築物をより快適に・安全に使い易くする。
 例えば、どんなに美しく格好良く、丈夫な建物だとしても・・・【水道が出ない(給水設備)】【電気がつかない(電気設備)】【蒸し暑い(空調・換気設備)】というように 設備が不十分な状況にならないようにする。
【安心・安全・快適な環境を創る】ための『建築設備』をはざれない。
 また、『意匠』『構造』『設備』はこの3本の柱が1セットとなって建築物の構成要素となるため、このうちのどれかひとつがかけても駄目である。

 設計には,建築設計と設備設計のの技術力をもってトータルに設計監理の業務を進めなければならない。

 この,思いと子どもたちにとって胸張って誇れる快適な学校づくりをめざし,本設計に入りました。

 建築・設計についても,ずいぶん詳しくなってきたように思います。

『設計』といえば、【建物の平面図や立面図を描く設計士】『建築設計』と言われるものと、『構造設計』『設備設計』といったものがあります。
 『構造設計』とは、地震など、『建物に加わる力』に対する強度を計算し、どのような構造であれば安全であるかを設計することです。
 『設備設計』とは、建築設備の配管ルートや配線ルート、配管・配線のサイズの選定、空調機の容量や電気容量の算定など、設備に関する詳細な設計を行うものです。
 その他に万が一の災害に備えた、『防災設備』(非常放送・非常照明・自動火災報知設備・屋内消火栓設備等)の設計も行わなければなりません。
 
 これから,半年かけてすべての建築・構造・設備の設計を仕上げていきます。