学校日記

HAYABUSA

公開日
2010/10/21
更新日
2010/10/21

校長室から

大阪市立科学館では,ハヤブサの展示や映像がたくさん公開されていました。
「HAYABUSA」が,地球に帰ってきたときには,わくわくした気持ちになりました。
「はやぶさ」(MUSES-C)は、小惑星探査を目的に開発された探査機です。
「はやぶさ」が探査するのは、地球の軌道と似た軌道を持ち、日本のロケット開発の父である故糸川英夫博士にちなんで「ITOKAWA」(イトカワ)と名付けられた小惑星です。小惑星までイオンエンジンを使った飛行を行い、自律的に小惑星に近づき、その表面から、物質のサンプルを持ち帰ることを目的にしています。
 これまで人類がサンプルを持ち帰った天体は月だけですが、月は変成してしまったため、太陽系初期のころの物質について知ることができません。
 小惑星は惑星が誕生するころの記録を比較的よくとどめている化石のような天体で、この小惑星からサンプルを持ち帰る技術(サンプル・リターン)が確立されれば、「惑星を作るもとになった材料がどんなものか」「惑星が誕生するころの太陽系星雲内の様子はどうか」についての手がかりが得られるのです。また地球上でサンプルの分析が行えるため、回収される量が少量であってもその科学的意義は極めて大きいといえます。

2003(平成15)年5月9日に打ち上げられた「はやぶさ」は、目標の「ITOKAWA」に到着し、科学観測を実施しました。その結果は、日本ではじめて科学誌「サイエンス」に特集され、重力や表面の様子など、小惑星についての数多くの新たな知見が明らかになりました。「はやぶさ」は2010年6月13日に地球へ帰還し、搭載カプセルをオーストラリアへ落下させ、その運用を終えました。
 今後の宇宙探査にとって重要となる「はやぶさ」の各ミッション
「はやぶさ」はイオンエンジンという新しい技術で小惑星を目指しました。
 イオンエンジンはキセノンという気体をイオン化し、電気的に加速して噴射するものです。効率が非常によいことから、将来の月・惑星探査でも重要な技術として期待されています。また、遠く離れた小惑星に探査機が自ら判断して近づく「自律航法」を実証しました。カメラやレーザ高度計のデータをもとに、小惑星との距離を測りながら、近づいていきます。
「はやぶさ」は、サンプル採取以外に、さまざまな科学観測機器と手段により、小惑星を調べました。そのためにカメラ、レーザ高度計、X線計測装置、赤外線観測装置による科学観測も行います。再突入カプセルが、地球の大気圏に突入し戻ってくる技術も、宇宙工学の大切な実験の一つです。

 私自身,宇宙船に乗って宇宙に行ってみたいなあと,いつも思っているのですが,もうかないそうにありません。
 はやぶさやスペースシャトルの映像を見ていると,細々した現実のややこしさから解放されるようで本当に夢がふくらみます。

 子どもの頃,アポロ11号が月面着陸した映像を見て21世紀になれば,誰でも宇宙旅行ができると信じていましたが・・・・・・!!!!

 いつか,地球外から地球を,日本を,見てみたいものです。

※添付の画像は大阪市立科学館の許諾を得て掲載しています。