学校日記

“かっこいい”楽只っ子が学びに必要な姿は…

公開日
2014/04/30
更新日
2014/04/30

校長室から

これまで紹介してきた「楽只っ子 十か条」の前半は,
1 早寝・早起き・朝ごはん・集団登校
2 自分から元気よくあいさつする
3 ぽかぽか言葉で話す
4 仲よく遊び,思いやりをもって行動する
5 礼儀正しく行動する
6 そうじをきちんとする
の六つです。これらは,主に生活面でのめざす姿を示したものです。
今後ご紹介していく7〜10の四つは,主に学習面でのめざす姿を示すものです。
 今日は,七つ目の「人の話を最後まで聞く」についてご紹介しましょう。
 「話す,聞く」力は,子どもに限らず,今、社会で求められている力の一つです。特に「人の話をしっかりと聞く」という態度は,広くコミュニケーション能力といわれるものの基礎と言えるでしょう。
「人の話を聞く」というのは,簡単そうで,子どもたちにとっては大変難しいことです。今,まさに伝えたはずなのに,その直後に,伝えた内容そのものへの子どもからの質問が飛び出すということがよくあります。伝え方に難があったとも考えられますが,聞いているようで実は肝心なところを聞いていないということがしばしば起こります。聞くというのは,実は大変能動的な行為です。
まずは,聞こうとする態度や集中力が必要です。子どもの場合,これが長くは続きません。集中力のムラが多く見られます。
続いて,聞いたことを,単に音声としてではなく,言葉としてきちんと理解することが大切です。これが,子どもには難しい点です。言葉の意味はもちろんのこと,それに関連したこと含めて理解する必要があります。時には,話者の言葉の裏にある真意をつかむ必要もあります。特にもう一度聞くことが難しい音声での指示や発言について、一回で理解することに多くの課題があります。
さらに,聞いたことを今までの経験と比較したり,自分の考えと比較したりすることも,求められています。そして、聞きながら、次に求められる自分の意見をまとめる作業もあります。
「最後まで」とあえて入れたのは,子どもたちは,話の途中で自分の思ったことをすぐに口にするという傾向があるからです。子どもたちにとっては、「話す」ことよりも、積極的に「聞く」ということに課題が大きいと感じています。