学校日記

読書文化を家庭に

公開日
2013/07/08
更新日
2013/07/08

校長室から

 先日、土曜学習で「図書館へ行こう」という企画をしたところ、11名の申し込みがありました。高学年は部活動の練習などもあり、低学年中心となりました。一度も図書館へ行ったことがないという児童もいました。図書館の存在と、本に囲まれて、ゆったりとした時間を過ごしてほしいという当初のねらいは達成できたように思います。
 休みの日など、家でゲームばかりするのではなく、いろいろな絵本を読んだり、図鑑を眺めたりして時間を過ごしてほしいと願っています。また、これから暑い季節となりますが、空調も効いていて快適な図書館は、大人にとってもお勧めの場所です。親子で行っても十分に楽しめる空間だと思います。当日も、新聞や小説を思い思いに読んでいる大人の方が子供よりも目立ちました。
 読書は、子どもたちの脳の発達に大いに貢献します。本を読んでいると、子どもたちは知らず知らずのうちに頭の中でお話を映像化しています。観客としてばかりでなく、時にはその主人公であったり、作者であったり、監督であったりするのです。そして、同時に、様々な感情や考えを巡らせているのです。読書を通して、知識ばかりでなく、生き方についても学んでいくのです。ゲームやテレビのように受動的ではなく、あくまで読むという能動的な行為をしなければ、前へ進むことはできません。そのためには、国語力だけはなく、忍耐も必要です。しかし、話の展開への期待や知的好奇心が、その困難さを乗り越えさせてくれます。そんな読書文化を、学校でも、家庭でも根付かせたいものです。