学校日記

人権朝会の話

公開日
2022/05/09
更新日
2022/05/09

校長室

 おはようございます。
 そよ風が心地よい季節となりました。5月といえば,若葉の季節。緑がまぶしく美しい季節です。昔の暦では,「皐月」といって,稲の小さな苗(早苗)を植える月という意味があるそうです。
 5月は,また日本の国のきまりである「憲法」が生まれた月です。毎年,「憲法月間」には,人々がきまりを大事にしているかを確かめたり,人の「命,心,生き方」が,大切にされているかを見つめ直したりするのです。
 実は,紫野小学校児童会のみなさんが作ってくれた「スローガン」には,「人を大切にする」という願いが込められているのです。今日は,まずそのことをお話します。
 スローガンは,「話と笑と和と輪,みんなでつながる紫野」でしたね。
 一つ目の「わ」は,会話や対話のわ。文字通り,「話」ということです。相手の気持ちや立場を考えながら,言葉を選んで「話」をするということです。そうすることで,大切な「つながり」が生まれます。
 二つ目の「わ」は,笑顔,つまり笑いの「笑」です。一人一人の笑顔は,周りのみんなを明るく,朗らかにしてくれます。仏様の教えにも,「和顔施」という言葉があって,笑顔を周りの人に向けていくと,自分もみんなも幸せなるということなのです。
 三つ目の「わ」は,平和の「和」です。争いごとを起こさず,仲良くするという意味です。校長先生は,ウクライナに住んでいる方々のことを,とても心配しています。平和でありたい,あってほしいと願っています。
 四つ目の「わ」は,「輪」になるということ。つまり,みんなで手と手と手を取り合い,助け合いましょうということです。
 いかがですか。すべて,「人を大切にする」ことにつながっていますね。素敵なスローガンを大事にして,「みんなでつながる紫野」を目指しましょう。

 「人を大切にする」というお話をもう一つ加えます。みなさんは,「みんなちがって みんないい」という言葉を聞いたことがありますか。4年生以上の人は,金子みすゞさんの詩の一節,「鈴と,小鳥と,それから私,みんなちがって,みんないい」を思い出したでしょう。まさに,そのことなのです。
 人は,一人一人みんな違っています。見た目の違いだけでなく性格や考えていることなども。でも,違っていて当たり前なのです。互いの違いを認め合い,よさや頑張り,思いを受け止めること。みなさん一人一人は,かけがえのない一人一人なのです。互いに尊敬の気持ちをもって,始業式でお話した,「パチパチ拍手」が送り合えるみなさんであってほしいのです。
 これで,話を終わります。