京都市立学校・幼稚園
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ハートフルマーク
Art(豊かな感性・表現力・創造力のある生徒)  Science(論理的に真理を追究し、知性あふれる生徒) Toughness(夢に向かって、支え合い、果敢に挑戦できる自立した生徒)  

年の瀬に寄せて

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 個人(1,2年)・進路(3年)懇談会も大詰めを迎え、3日後の『志 姿の式』で、冬休みを迎えます。
 4月より、いろいろな方々に支えられ、走り続けてきた下京中学校です。
 教職員一同、感謝の気持ちでいっぱいです。
 新しい年を迎えるにあたり、ささやかな「カード」をご用意いたしました。ご覧いただけましたら幸いでございます。
 今後とも、よろしくお願い申し上げます。

学校を思う心に思う

学校を思う心に思う

 明日、7月16日に全校集会「志 風の式」を行い、下京中学校は夏休みに入ります。
 昨日、7月14日には、本校の伝統的行事とも言える”ゆかた登校”を行いました。95名のPTA、地域、ささえ隊の皆様方のご支援と熱い思いによってすばらしい行事として成功裏に終わりました。学校は地域と共に育まれ、地域と共に歩む存在であります。この行事を通じて、今一度そのことを強く感じることができました。
 地域の方々が早朝から汗をかきながら、子とも孫とも言える子ども達に懸命に、又見事な手さばきで着付けをされる姿、そして可愛らしく、誇らしげに着こなす子ども達の顔を見て、涙ぐまれる方もおられました。私が、ある地域の会合で「男子の浴衣が少し足らないかもしれません」と話したことを聞かれ、数日後にご夫婦で真新しい男物の浴衣を10着持ってこられました。「ゆかた登校の日に間に合いますやろか」、「年金生活で楽なわけやありませんが、生徒さんが喜んでくれるんでしたら嬉しいことです」とおっしゃっておられました。紺地の大柄のとても素敵な浴衣が校長室の机の上に並べられました。
 自分がまだ若いとき、吉田松陰の辞世の句 −「親思う 心にまさる親心 けふのおとずれ何ときくらん」− に出会った時、強く心を打たれたのを記憶しています。状況は異なりますが、今、その句が私の心に浮かんでいます。
 ”感謝”という言葉はたった二文字です。私たちがお世話になった皆様方にお礼を述べるとすれば、その短い言葉に尽きてしまいます。しかし、その心を伝えることができるのはやはり、教育を通じて成長した子ども達の姿を見ていただくしかないと考えます。子ども達が力をつけ、視野を広げ、豊かな心を持って地域を支え創り上げていく”志 きらめく”存在になっていくことが私たちのお礼であり、使命であり、仕事であります。
 教職員一同、更なる精進を続けてまいります。どうぞ今後とも、下京中学校の輝ける未来のために、皆様方のご支援をお願い申し上げます。

校長 村上 幸一

憲法月間に向けて

5月は憲法月間です
校長 村上 幸一

 快晴のもと連休が終わりました。5月3日の「憲法記念日」は日本国憲法が施行された日であります。4日は「みどりの日」,自然に親しむと共にその恩恵に感謝し,豊かな心をはぐくむ日です。5日は「こどもの日」,子どもの人格を大切にし,子どもの幸福を願い,そして母に感謝する日でもあります。大切な日が続きましたが,生徒,保護者の皆さんはどのように過ごされたでしょうか。
 さて,5月は憲法月間でもあります。 私たちの国,日本は65年前の1945年,第二次世界大戦に敗戦しました。三年生はつい先日,沖縄に修学旅行に行きました。少し雲が広がる空ではありましたが,やはり沖縄の空と海は美しかったです。小さな離島の伊江島の海は瑠璃色に輝いていました。生徒のみなさんは島の方々のお家に2泊させていただきました。”おとう”,”おっかあ”と呼ばせていただき,まるで本当の家の子どものように過ごさせていただいたわけですが,きっと,思い出深い貴重な体験をしたと思います。港で分かれるときのみんなの顔を見てそう思いました。
 学習したと思いますが,伊江島や沖縄の土地は石灰岩で形成されています。そのために島のあちらこちらにガマと呼ばれる自然にできた洞窟が数多くあります。第二次世界大戦の終末期にあった沖縄戦ではその洞窟が負傷した兵士の治療場所や,人々の避難場所として使われました。そして戦況の悪化と共に,そこでは集団自決はじめ,想像することもつらい悲劇がくり広げられました。 多くの人たちが苦しみながら亡くなっていった実際のガマをみて,今日の豊かさは過去のつらい歴史の上に成り立っているんだと改めて考えさせられました。
 日本では1945年8月15日を終戦の日とし,この戦争の時にあった大日本帝国憲法にかわり1947年5月3日に日本国憲法が施行されました。そのことを記念し,国の成長を願うことを主旨として国民の祝日として制定されました。それが「憲法記念日」です。この日本国憲法には三大原則があります。それは,「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」の三つです。 国民主権のもとでは,主権は国民に由来し,国民は選挙を通じて代表機関である議会,もしくは国民投票を通じて主権を行使できます。このことは民主主義の基本的な要素であります。国民がこの国の行先を決める主権の行使者ということです。このことは同時に国民一人一人が尊重されると共に,またその責任の大きさも問われています。私たちは過去の歴史を学びながら,新しい歴史を創っていかなければなりません。未来を平和で明るく輝いたものにするためには過去の事実をしっかりと見据え,学ぶ必要があります。大きな同じ過ちを繰り返してはいけません。
このことをしっかりと心に置き平和な現在の日々を過ごしたいと思います。

春季総合体育大会に向けての言葉

春季総合体育大会に向けての激励の言葉

いよいよ練習の成果を発揮するとき
勝つことを目指しなさい
勝つことにこだわりなさい
勝つことがかなったときには、共に競い合う機会を与えてくれた相手に感謝しなさい
もし負けることがあれば、勝者を讃えなさい
そして、負けからしっかりと学ぶこと
何が不足していたのか
何が課題なのか
何を目指さなければならないのか
しっかりと自分自身で,そしてチームとしてよく分析し考えること
何よりも自分自身に決して負けないこと
敵は自分の中にあるとも言います
今 目の前にある壁を突破しなさい

ここまで共に頑張ってきた仲間に感謝し
育てていただいた親、お家の方々に感謝し
そして何よりも日々の練習を支えていただいている教職員や、休日を返上して指導してくださった顧問の先生方に深い感謝の念を忘れないこと
あわせて、この大会を運営していただいている多くの方々にしっかりと礼節をしめすこと

さあ、挑戦を続け、目の前の壁を突破する力を見せるときです
下京中学校生としての誇りを持ってしっかり頑張りなさい
心から応援します

                        校長 村上 幸一

経営にあたって

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経営にあたって

[  ー  志 きらめく  ー  ]
      唯一無二
      心を一つに
      未来を創る

力を尽くして物事を始める前に,事に当たる人々の心が一致しなくては,一つとして魂のこもった仕事は成し得ないと考えます。私たち下京中学校教職員は“人を育てる”“国を創る”という使命のもとで,ひとり一人のまだ発揮し得ていない力も含めて,この下京中学校という一つ屋根のもとで,知恵と熱意と思いやる心を一つにして日々教育に取り組んでいます。私たちひとり一人は唯一無二の存在であり,生徒,教職員,保護者,地域の方々の繋がりのもとに生まれるこの学舎も,やはり唯一無二のものであります。学び続けることと豊かに生きることが矛盾することなく,働くこととより良く生きることが相反することなく,下京中学校は存在し続けます。変化と多様な価値が交錯する現代社会の中では,かたくなで強固な力にもまして,柔軟で変化に対応するしなやかな力が求められています。守るべき伝統と,新しい価値の創造の息吹を共に懐に抱きながら,私たち下京中学校教職員は日々研鑽を深め,生徒の更なる成長を目指して歩んでいきます。来るべき良き未来の創造のために,これまで以上に“志きらめく”下京中学校にしていきます。

                         
平成22年4月1日 
校長  村上 幸一


                         
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学校行事
3/31 離任式
4/6 着任式・志の式
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