最新更新日:2024/05/01 | |
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校長室より
開校から3年目を迎えた下京中学校は,この4月に新入生を迎え,昨年よりさらに50名増えて,全校生徒643名の学校になりました。力を合わせて,下京中学校のよき伝統を築いていってほしいと思います。
入学式に当たり,新入生の皆さんに次のようなお願いをしました。 どうか,「心のこもった気持ちのよい挨拶ができる人」になってください。 「中学生にもなって,今更そんなことを」などと思っている人もいるかもしれません。しかし,「挨拶」この意味するものは深いのです。 おはようございます。こんにちは。さようなら。・・・どの挨拶をとっても,それは自分という存在がここに確かにありますよという自己確認であるとともに,相手の存在をしっかり認め,共に今を生きているんですねという共生の姿勢に他なりません。まさに,挨拶は人権の第一歩とでも言えるものです。 また,君たちの中には,「形より心があれば」と考えている人もいるかもしれません。しかし,せっかく相手を思う心があっても,形とならなければ伝わらないことはよくあることです。また,形から心がはぐくまれていくということも確かにあるのです。 本校の生徒は,訪問された方々に,「挨拶のよくできる生徒さんたちですね。」とお褒めの言葉をよく頂戴します。まだ歴史の浅い下京中学校ではありますが,どうか,すばらしい先輩たちが築きつつあるそうした下京中のよき伝統を受け継ぎ,さらにすばらしいものへと創り上げていってください。期待しています。 気持ちの良い挨拶がここかしこで交わされる,そのような家庭,学校,地域にしてまいりたいと思います。 私たち教職員は,本年度も保護者,地域の皆様の思いをしっかりと受け止め,皆様と共に,「創徳」「究理」「鍛錬」「共生」という本校の学校教育目標の実現をめざして,取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。 平成21年4月 京都市立下京中学校 校長 柴 原 弘 志 |
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