京都市立学校・幼稚園
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Art(豊かな感性・表現力・創造力のある生徒)  Science(論理的に真理を追究し、知性あふれる生徒) Toughness(夢に向かって、支え合い、果敢に挑戦できる自立した生徒)  

ゆかた登校に思う感謝の気持ち

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今年もまた,ゆかた登校の日を迎えました。10年を迎えた下京中の学び舎に色とりどりの美しい花が咲きました。ゆかたの色や柄が着る人の心を映しているようで,まさに一つ一つの輝き誇った光を放っている花のように見えます。
生徒のゆかたは自前のものや,学校で用意したものなどさまざまですが,着付けの練習から,ゆかた選び,それは,それは大変な準備が必要です。保護者やボランティアの方(支え隊),地域女性会の方など100名近くが今年もこの“伝統行事 ゆかた登校”を支えてくださっています。感謝以外の言葉が見つかりません。
ご挨拶の場面でも話しましたが,ゆかたにそでを通し,肌に触れるゆかたの感触は,一つのすがすがしい日本の伝統。「あー,良いものだなあ」と着替えながらいつも感じることです。集会で,言わなくても正座をして座っている男子生徒たち。衿元をなおしながら,じっと前を見つめて話しを聞く女子生徒。凛とした姿は手前味噌かもしれませんが,その姿は美しくかっこよかったです。生徒会環境委員会でも,全校生徒が登校するまでに“打ち水大作戦”を行い,涼しさを感じる環境づくりの取り組みを頑張ってくれました。教職員も生徒も早朝よりお越しいただき支えてくださった方々も,体育館の中で一つになれました。
しかし,今年のゆかた登校は私だけではなく,特別の思いを持たれた方も多かったことと思います。この同じ時間に,日本の同じ学校という場の体育館で,全く違った時間と空間を感じながら過ごされている人たちが大勢おられるということも事実です。みんなの笑顔を見ながら,日本人としてのアイディンティティを本当に大切し,豊かな未来を創っていける人になっていってほしいと,心の中で願っていました。今年もこの行事を行えたことに感謝します。

校長 増田 隆生

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