京都市立学校・幼稚園
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ハートフルマーク
Art(豊かな感性・表現力・創造力のある生徒)  Science(論理的に真理を追究し、知性あふれる生徒) Toughness(夢に向かって、支え合い、果敢に挑戦できる自立した生徒)  

あけましておめでとうございます

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 新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 
 さて、新年が明けて、穏やかな日が続いています。5日(日)には、二十四節気の一つ、『小寒(しょうかん)』を迎えました。この日から節分(立春の前日)までを『寒(かん)』と言い、この日から「寒の入り」とも言います。冬の寒さが、一番厳しい時期になります。

 3年生にとっては,卒業までの2カ月で義務教育9年間の「総仕上げ」の時期を迎えます。体調には十分気をつけて、自分の進路に向けてしっかり頑張ってほしいものです。

 1・2年生にとっては、進級に向けて、この一年間の「仕上げ」をする時期になります。学校の中堅として、さらに最上級生として、学校を引っ張っていく中心の立場になります。『志』をきらめかせ、一歩一歩着実に進んでいきましょう。

 7日(火)は、『志の式』で授業再開です。「身体測定・視力検査」も行うため、体操服登校です。給食を申し込んでいない人は、お弁当を忘れないようにしましょう。

 今年も、いろいろなことに挑戦して、「あしあと」をしっかり残していきましょう。
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『時計台』贈呈式

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 京都南ライオンズクラブから、創立50周年を記念して,下京区内の3中学校に寄贈がありました。

 本校は、「時計台」と「バスケットゴール1対」をいただきました。そのお披露目式が、25日(水)、京都南ライオンズクラブ関係の方々をはじめ、多数のご来賓をお招きして行われました。本校からは、生徒会を代表して、生徒会長をはじめ3名が参加しました。

 ご来賓から、「(時計台の)時計が、日々の時を刻み、生徒・教職員そして、地元地域が一体となって、新しい歴史を刻んでくれることを願っています。」とのお言葉をいただきました。

 玄関前に設置された時計台が、人生の大切な時を刻む生徒の姿を見守り続けることでしょう。ほんとうにありがとうございました。

『志 姿の式』

 25日(水)、『志 姿の式』を行いました。8月から始まった『姿の学期』。この間、さまざまな行事や取組を通して、生徒たちは、実にたくましく育ってきました。

 式に先駆けて、伝達表彰を行いました。
 京都市中学校選手権総合大会・体操競技の部、『京都府アンサンブルコンテスト・金管8重奏』、ソフトテニス部の京都市中学校秋季総合大会・京都府中学校選抜1年生大会女子の部、税についての作文、紫野高校杯スピーチコンテスト、日吉ヶ丘高校レシテーションコンテスト、京都市中学校総合文化祭では社会科展示作品と朗読コンクール、人権標語コンクールの伝達表彰を行いました。

 朗読コンクールで『最優秀賞』を受賞したNR君が、全校の前で「走れ、メロス」の一部の朗読を披露しました。いい声で、感動的な朗読の声が、体育館に響き渡りました。

 『姿の式』では学校長が、先ほどの朗読を受けて、「学校祭で見た3年生の学年劇(NR君は、中心的な役を担っていました。)を思い出しました。それと同時に、学校祭の一つ一つのシーンが、一瞬で脳裏を駆け巡りました。たくさんのすばらしい思い出をありがとう。」と話されました。

 記憶に残る出来事といえば、昨日終わった全日本フィギュアスケート選手権。演技する選手の姿を例に、「それぞれの選手が見せる演技は、すばらしいものがあった。しかし、見る者を感動させるのは、演技だけではありません。ケガや病気、苦しい練習を乗り越えてきた選手だからこそ、その演技が光るのです。『挑戦すること』を改めて心に刻みました。3年生は、進路を決める大切な時期。受験(検)は何も特別なものではありません。『毎日やるべきことを徹底してやりきること!』です。その精一杯の努力が、夢を現実のものにします。」と結ばれました。

 続いて、生徒指導部長から「『終わりよければすべてよし』という言葉がありますが、終わりがよかったら何でもよいということではありません。(学校長のお話にあったように)今、目の前にあることを、毎日毎日精一杯やり切ることです。どうか、やるべきことをやり切って、1月7日に、元気な顔で集いましょう。」と話がありました。

 年末に慌ただしい時期ですが、有意義な休みを過ごし、新しい年に向けたスタートを切りましょう。

 写真は、京都市総合文化祭社会展示作品《上》、金管8重奏《中》、京都市総合文化祭・朗読コンクール《下》の伝達表彰を受ける代表生徒の様子です。
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山極寿一先生、ご講演会

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 写真は、講演が始まる直前の会場(生徒たちの緊張した空気が伝わってきます)《上》、資料を示しながらご講演される山極先生《下》の様子です。


 『家族進化論』、『人類進化論 霊長類学からの展開』、『森の巨人』などの著書で知られ、人類学・霊長類学者の京都大学理学研究科教授 山極寿一先生をお迎えして、『ゴリラから学んだこと 〜人間の子どもの不思議〜 』と題された講演会を、18日(水)、本校体育館で行いました。

 山極先生は、これまでの研究されたニホンザルやゴリラの生態などを、ビデオやたくさんの資料を示されながら、「ゴリラは対面交渉を行ったり、見つめ合う社会を形成し、挨拶までも交わすことができる」ことを教えてくださいました。

 人間は、長い間ゴリラを誤解してきました。その原因の一つが、「ドラミング」と呼ばれる行動です。一見、他者を威嚇するように見えるドラミング。胸を叩くのは、「グー」ではなく、「パー」であることも教えてくださいました。

 さらに、「ゴリラは、たいへん負けず嫌いです。しかし、勝つことも嫌う生き物である」と述べられました。衝突を避け、仲間を大切に、静かに暮らす動物であることを学びました。
 また、母親と同時に、右腕の肘から先を失った子どものゴリラを、父親だけでなく、仲間の若いゴリラたちが、温かく見守りながら育てている様子を紹介され、事故から5年経った今年9月に、元気に暮らす彼(ドドと名付けられた8歳のゴリラ)の姿をとらえた映像が映し出されると、事前学習でドドのことを知っている生徒たちからは、「おぉ〜っ」と感動の声がもれていました。

 外は冷たい雨が降っていましたが、体育館の中は温かい空気に包まれ、心地よい空間でした。生徒たちは、居心地のよい空気を感じながら、幸せな時間を、仲間とともに過ごすことができました。

 『いのちプロジェクト』の一環として行った本日の講演会。山極先生の温かなお人柄と、ゴリラに対する深い愛情を感じられた講演会となりました。
 生徒たちの心にも、人を思いやる温かな種が蒔かれたことを確信いたします。 
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懇談会、始まる

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 平成25(2013)年も残すところ15日となりました。
 残暑の厳しかった8月から、雪のたよりが聞こえてきた12月までの『姿の学期』も、あと5日で終了です。この間生徒たちは、学習に、部活動に、仲間作りにと実によく取り組んできました。

 3年生にとっては、いよいよ進路決定の時期を迎え、1・2年生は、1年間のまとめをする時期を迎えました。

 16日(月)から、1・2年生は個人懇談会が、3年生は、進路懇談会が始まりました。
 この1年間の仕上げに向けて、3年生は、義務教育の総仕上げに向けて「実り」ある話し合いを、しっかりしてほしいものです。

『いのちプロジェクト』・事前学習

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 来週に迫った山極寿一教授の講演会に向けた事前の学習会を、12日(木)6限に、全校一斉に行いました。

 下京中が3年前から取り組んでいる『いのちプロジェクト』。『自分の命だけでなく、周りのすべての命を輝かせよう。命を次につなげるために、どのように生きるべきか考えよう』という取組です。

 今回は、京都大学理学研究科教授で人類学、霊長類学者の山極寿一先生に、ご講演していただきます。先生は、ゴリラ(霊長類)の研究を通して、ヒトの進化を、動物行動学、民族学、人類学、生態学などの側面から研究していらっしゃいます。ゴリラの生態から、私たちの生き方について、ご講演いただけるものと思います。ご講演が、とても楽しみです。

2年;洛友中学校、見学しました

 人権学習の一環として11日(水)、京都市立洛友中学校の夜間学級を、2年生の有志が見学に行きました。

 様々な理由で、小学校・中学校の学習ができなかった人たち(在籍生徒の平均年齢64歳、最高齢は84歳)が、午後5時30分からの授業を受けます。
 「読み・書き・そろばん(計算)」を中心に、いろいろな学習に取り組んでいらっしゃいました。
 
 授業が始まった教室に入り、初めは緊張した表情でいましたが、学習に向かうひたむきさに、思わず腰をかがめ、一生懸命に質問に答えていました。まるで、「孫に教わるおじいちゃん・おばあちゃん」のほほえましい光景に、引率した教職員からも笑みがこぼれます。

 様々な差別と闘い、真剣に人生に向き合う人々に接し、自分が置かれている恵まれた環境を考え、改めて「感謝する」気持ちと、世の中にある差別を鋭く見抜き、解決に向けて動くために、いろいろな学習に真剣に取り組むことを決意する機会になったようです。

 一段と冷え込む夜の帰宅路を急ぐ生徒たちの後ろ姿には、改めて決意をした強さ・たくましさを感じました。


 写真は、生徒たちにとっては当たり前だった「学ぶこと」を、奪われた人々の思いを学ぶ《上》、「おじいさん・おばあさん」の質問に腰をかがめて答える《下》見学に参加した2年生の様子です。
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育成学級小中交流会をしました

 昨日、下京中学校区の小学校育成学級高学年の友達に声をかけ、小中交流会をしました。5小学校から、7人の小学生が来てくれました。
 はじめに自己紹介をし、次に、「ジェスチャーゲーム」をしました。中学生が「教科」を表すジェスチャーをして、何の教科かを小学生に当ててもらうゲームです。5問ありましたが、全問当ててもらえました。各問で正解が出た後、その教科についての説明が中学生からありました。たとえば「図工」だったら、「中学校では技術と美術になります、技術では…」といった感じです。少し中学校の勉強についてわかってもらえたかな。
 その後、今年の学校祭文化の部で1組が発表した「和楽器合奏『風が吹いている』」を演奏し、取り組みの一部を見てもらいました。
 その後はお待ちかね、「茶話会」をしました。今回は午前中に中学生が焼いておいたクレープ生地に、好きなものをトッピングしてもらい、一緒に食べました。それぞれおしゃべりを楽しみながら食べていたようです。
 最後に、「ジングルベル」を一緒に歌い、「オリヅルラン」を各校に一鉢ずつプレゼントして、小中交流会を終わりました。2月にもう一度行う予定です。また来てね。待ってます。
(写真は順に、ジェスチャーゲーム、和楽器合奏、茶話会クレープトッピング)
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おめでとう、個人戦優勝

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 うれしい報告です。

 女子テニス部が、7日(土)『東舞鶴公園』で行われた「京都府1年生選抜大会【個人戦】」で優勝しました。

 京都府内の各地域から勝ち上がった32ペアが出場しました。本校からは、女子のNMペアーが出場しました。
 予選を1位で通過した2人は、決勝トーナメント第1シードで登場し、1回戦では西ノ京中学を3対0で、準々決勝は加茂川中学を3対1で破り、決勝進出を果たしました。
 決勝では、大成中学に3−0で勝利し、優勝を手にしました。
 直前の水・木曜は、会議日のため、練習が出来ない状態でした。しかし、当日は落ち着いた試合運びで、勝利を手にしました。  
 遠い試合会場に駆けつけ応援していただいた、両選手の保護者も喜びの拍手を送ってくださいました。
 
 練習時間に制約がありましたが、この日に向けて取り組んだ練習の成果が、存分に発揮されました。今後の、いっそうの活躍に期待します。おめでとう。

全校道徳 〜人と地球の愛し方 4 〜

 平成25年も残り3週間になった9日(月)、学校長による『最後の全校道徳』を実施いたしました。

 『Human Rights 〜人と地球の愛し方 4〜 』をテーマに行われました。学校長がこれまで生徒に訴え続けてきた、大切にしてほしいもの『・感じること ・想像すること ・考える(考え抜く)こと』を挙げられ、「今日も『答えはこれ』と、すぐには見つけにくいかもしれないが、しっかりと考え抜いてほしい」とお話を始められました。
 パワーポイントで資料を示されながら、生徒との言葉のキャッチボールをされながら、お話は続きます。
 「『一人で考えたり、悩んだりすることも大切』である。しかし、一人、二人……、大勢と『様々な人がつながり合う』ことの大切さも説かれました。

 これまでの全校道徳の「これ、なににみえる?」や鉄腕アトム、大海で投げ出されたときの「究極の選択(あなたならどちらを選ぶ)」などを振り返られながら、世界でもトップクラスの豊かさを手に入れた日本に暮らす我々に、「いま必要なことは何か」を考えさせました。

 幸福度世界一のブータンと日本の家庭を例に「豊かさ」だけではなく、さらに大切なことは、「相手を理解すること、答える(応える)こと、そして尊敬(リスペクト)すること」であることを力説されました。
 その大切なものを手に入れるためには、いろいろな人と話をすること。人と話をするには、自分自身を磨くことが大切である。心を開き、しっかりと自分を磨きましょう、と話を結ばれました。全校生徒からは、会場が割れんばかりの温かい拍手が、送られました。
 
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学校行事
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