最新更新日:2017/03/24 | |
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140周年式典挨拶
淳風小学校創立140周年に当たって
京都市立淳風小学校 校長 和田 健 京都市立淳風小学校創立140周年記念式典を七月六日に行いました。ご来賓の学区民の皆様・保護者の皆様・また歴代の校長先生方のご臨席を賜り,盛大にお祝いの式が開催できました。どうもありがとうございました。 《挨拶より》 淳風小学校は,明治二年七月六日『下京第二十二番第三十二番両組協立小学校』と名前で、住吉神社の東隣に建てられました。 2階建てで1階は男子の教室と女子の教室の二つの教室と交番。2階は講堂になっていました。3人の男の先生がおられたようです。 その後、学校の名前は次々と変わり,明治5年(3歳)下京第16小学校。 明治8年(6歳)には現在の「淳風」の校名に定め、淳風校になりました。 明治20年(18歳)下京第16尋常小学校。 明治25年(23歳)淳風尋常小学校。 大正12年(54歳)淳風尋常高等小学校。 昭和16年(72歳)淳風国民学校。 昭和22年(78歳)今日まで呼ばれている京都市立淳風小学校という校名になりました。 校舎として使用している建物は昭和6年に建てられました。京都市の中でも最も風格ある重厚な建物です。78年間,先輩の時代からずっと見守り続けてきてくれている建物です。これからも大事にしていきたいものです。 淳風校の児童は,地域の方々からとても大切にされ見守られています。朝は朝で交通事故にあわないように,声かけをしていただいています。放課後は放課後で,淳風学校安全対策協議会の方に毎日見守られ声かけをしていただいています。 全ての地域の方々が皆さんのことを宝物として見守ってくれていることをこの機会にぜひ振り返ってほしいと思っています。 さてそこで,そんな地域の方々に何かお返しできることはないのでしょうか。 実は,お金をかけなくてもできることがあるのです。 ひとつは「明るく元気に挨拶する」 もう一つは「自分を大切にすることは勿論、友達のことも大切にする」この二つです。 これらのことは大人の人たちに,何よりも元気と喜びを与えてくれるんですね。皆さんはそんな素晴しい力を備えているんですよ。その力を目一杯発揮してほしいと思っています。 本日,淳風小学校創立140周年の記念の式典を行いましたが,140年に亘って,先輩やその時々の校長先生はじめ教職員が学校を立派にしようと努力してこられて,現在の淳風小学校があるわけです。 今度は皆さんがその気持ちを引き継ぎ実行する番です。 今日のお祝いの式の意味はそこにあると思います。 さあ、皆さんこれまで先輩の方々の築かれた輝かしい歴史と伝統を大切に,夢と希望を持って,新しい淳風校を築いていきましょう。 折しも,明日は七夕です。短冊に夢や願いを込めて笹飾りを作ってくれたものと思います。 ぜひ自分自身を磨いていってください。 これでお話を終わります。 |
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