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最新更新日:2025/08/09 |
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岡真理先生の問いかけで、一人ひとりの人間の尊厳について改めて考えました【7/28(月)ユネスコスクール記念講演会】
本日午前、北文化会館にて1年生を対象に、岡真理先生によるユネスコスクール記念講演会「ガザの《ジェノサイド》〜私たちは何をしなければならないのか〜」が、1-3上村さんの司会のもと行われました。
ガザでは2023年10月7日から今日2025年7月28日までに、5万9,106人が亡くなり、1万4,105人が行方不明に、そして14万2,511人が負傷しています。そして、この数字は、日々増え続けています。 しかし、「We’re not numbers.」。人間は数字ではありません。そこにはそれぞれの生が、それぞれの営みが、それぞれの苦痛がありました。私たちが人間を数字という記号で見る時、その数字すらも見ようとしない時、そこに人間の生に対する軽視はないか? 岡先生から投げかけられる一つ一つの問いは、人間の尊厳を改めて見つめ直すきっかけとなるものでした。 「私たちにできることはなんですか?」という生徒からの質問に、「まずは正しく知ること」だと答えてくださった岡先生。それはガザのみならず、たとえば日本のこと、日本で起こっていること、日本が関わってきたこと。それを言葉の上だけでなく、知ること。知ろうとすること。知ろうとすることで、何も知らなかったのだと知ること。そして知る主体である自分が、その自分のあり方が、世界のあり方に関わるのだという自覚を持つこと。それが、まず私たちにできる一歩なのだと教えてくださいました。 生徒代表の1-8上田さんの「今まで幸福だと思って過ごしてこられたのは幸福だったかもしれないが、それは自己中心的な幸福だったと気づいた。すこしでもわかろうとすることの意味の大きさを、講演を通して考えることができた」という岡先生のお話と呼応するような言葉が印象的でした。 私たちがすべきことは「かわいそうな人に同情すること」ではなく「不正に怒り、行動する勇気を持つこと」。講演の最後に岡先生がおっしゃった言葉が、生徒ひとりひとりの心の中に芽吹くことを願います。 ![]() ![]() ![]() シュバリエ付添報告その7
本校生徒は、現地の授業に「日本文化紹介」または「聴講」という主に二つの形態で参加させてもらいます。
「聴講」では、実技教科も含め、現地の生徒と同じように授業を受けます。一方、「日本文化紹介」では、本校生徒が主役となり、現地の生徒にさまざまな日本文化を紹介するワークショップをさせてもらいます。 「日本文化紹介」は現地で日本語を履修している生徒のクラスをすべて回って実施しますから、滞在中、かなりの回数をこなします。 初日の今日、早速「日本文化紹介」がありましたが、事前学習でしっかり準備して臨んだため、シュバリエの生徒さんも楽しんでくれたようでした! ![]() ![]() ![]() シュバリエ付添報告その6
本日からシュバリエカレッジの登校が始まり、初日は歓迎レセプションがありました。
京都紫野ロータリークラブ様のご提供による記念品、木目込人形の「ピカチュウ」と「イーブイ」をシュバリエカレッジの代表の先生にお渡しし、担当生徒の問山さんが英語でしっかりとそれらについて説明しました。 現地の生徒たち、先生たちから大歓迎を受けました! ![]() ![]() ![]() 2年生がディベート講習会に参加しました!
夏季講習期間の7月28日(月)、2年生有志が株式会社ヒューマン・ブレーン様のご協力でパーラメンタリー・ディベート(即興型英語ディベート)に取り組みました。ディベートは、ある論題について肯定と否定に分かれ、決められたルールに乗っ取ってジャッジを説得し、勝敗を決するいわば言葉を使った競技です。個人的な主張とは反対のサイドから立論しなければならないこともあり、一つの命題に対して多角的な視点で物事をみられるようになります。
本日は以下の題目でディベートを行いました。 Homework should be banned during summer vacation. (夏休み中の宿題は禁止すべきだ。) All English classes in Japanese high schools should be taught by native English speakers. (全ての英語授業はネイティブの英語の先生によって担当されるべきである。) Single gender schooling should be abolished. (男女別学[男子校と女子高]は廃止されるべきである。) "English debate” should be one of the school subjects in Japanese high school. (日本の高校において英語のディベートは教科化されるべきである) 今回は2〜3人のチーム同士で上記4つの論題のディベートに取り組みました。生徒たちは最初は少し手探りしながらのスタートでしたが、2回目以降は徐々に要領がつかめ、白熱して主張をぶつけ合っていました。ディベートを通して発見した意見の違いを、議論の「終点」ではなく「出発点」にして欲しいと思います。 ![]() ![]() ![]() シュバリエ付添報告その5
昨日26日(土)午後、シュバリエカレッジ校内のホールにて、本校生徒とホストファミリーが感動の対面を果たしました!
これから本校生徒は各家庭に分散し、丸2週間、朝や放課後、休日はどっぷり現地の方々との生活に浸ることになります。 本日27日(日)はホストファミリーと最初に過ごす週末。朝は少し緊張が残っていたと思いますが、いろいろなところに出掛けたり、親戚に紹介してもらったりと、めいめい各家庭のおもてなしを受け、きっと徐々に打ち解け始めていることと思います。 明日から現地での高校生活が始まります! ![]() ![]() ![]() 坐禅体験に6名参加しました!
7/26(土)に市立高校生の伝統文化体験事業として、坐禅体験に本校生徒6名が参加しました。
妙心寺の法堂において、雲龍に見守られながら心静かに自分と向き合う時間を過ごしました。参加生徒たちは、普段の生活を省みたり、坐禅という文化に興味を持ったり、前向きな気持ちになれたりと、それぞれに有意義な時間を過ごすことができました。「全ては自分の心次第」。色々な感情をもつ自分のことを受け入れられるようになってくれたらと思います。 受け入れて下さった妙心寺のみなさま、主催頂きました一般社団法人京一商西京倶楽部のみなさま、後援頂きました京都市教育委員会のみなさま、大変貴重な機会を頂きまして誠にありがとうございました。 ![]() ![]() シュバリエ付添報告その4![]() ![]() セント・メアリー大聖堂を訪れた後、ロックス地区で週末に開かれるマーケットをガイドさんの案内で回りました。生徒たちはお土産を買ったり、多国籍料理を食べてみたり、しばし楽しみました。 11時にバスでサザンハイランド地域に向かい、シュバリエカレッジでホストファミリーと対面、いよいよ今週末からホームステイの開始です! 岡真理先生を今年もお招きします!【7/28(月)ユネスコスクール記念講演会】![]() 「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。」と謳うユネスコ憲章前文に基づき、生徒の「心の中に平和のとりでを築く」ことを目指すユネスコスクールに加盟する本校としては、平和学習、人権学習に力を入れています。 今回は1年生を対象に、戦争・紛争等によって罪のない人々の人権が蹂躙されることは決してあってはならないということを、パレスチナ問題を取り上げた講演を通して学びます。 岡真理(おか・まり)先生 早稲田大学文学学術院教授。専門は現代アラブ文学、パレスチナ問題。東京外国語大学アラビア語科卒業。同大学院修士課程修了。パレスチナ問題に関する近著に『ガザとは何か〜パレスチナを知るための緊急講義』(大和書房、2023)など。 ※本事業は、京都府・市の教員・生徒にもご案内する「京都市立高校fusionプラン」に申請し、京都市教育委員会の支援も受けて実施しております。 MMSP折り返しです
本校では、7/22(火)〜7/31(木)を、「MSSP(紫野サマー・スタディ・プロジェクト)」と銘打って、生徒たちが主体的に学びを設計する期間と位置付けています。
本校教員による進学補習のほか、1年アカデミア科を対象とした英語集中セミナー、2年生を対象としたパーラメンタリーディベート、自然科学コースが研究室を訪問して大学の学びを体験する高大連携講座、GC特別講座、ユネスコスクール記念講演会、オーストラリアにある姉妹校シュバリエカレッジへの訪問など、さまざまな学びの機会を設けています。生徒たちは自分の興味関心に従って講座を選択し、頭と心をアクティブに動かす日々を送っています。 折り返しとなる今日、校内では、熱心に講義に集中したり、自習室で自分の目標に向けて適切な努力を重ねる3年生、GC特別講座で自分のキャリアに思いを馳せる2年生、秋の科目登録に向けて理科や社会の選択を考えたり、英検対策講座でALTに面接して頂いたり、友達同士で教え合いをしながら学びを深める1年生の姿がありました。 紫野高校での熱い夏は続きます。 ![]() ![]() ![]() 近畿大会・全国大会出場生徒への激励金授与式を行いました!
本日25日(金)、この夏の近畿大会・全国大会に出場する/した部活動生徒への激励金授与式を行いました。
対象はソフトテニス部5名、体操部2名、陸上競技部1名です。 すでに試合が終了した部もありますが、PTA会長からは激励と労いの言葉ともに激励金を授与していただき、各部員はそれぞれの戦績の報告、今後の抱負や意気込みを語ってくれました。また、普段は厳しく部員を見守ってくれている各部の顧問からも、部員たちへ心温まるメッセージを送らせていただきました。 改めてこれまでの努力を称え、これからの生徒たちの活躍に期待したいと思います。 がんばれ、紫高生! ![]() ![]() ![]() |
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