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最新更新日:2025/07/18 |
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みっけマップをつくっています(4・5歳児)![]() ![]() ![]() 子どもたちが見つけた自然物を、深草幼稚園の周辺の地域の地図に配置することで、地域の自然に親しみをもつことができればと思い“みっけマップ”と名付けて地図をつくりました。子どもたちが見つけた自然物の写真を、地図に置いていきました。 「ピンクのツツジがたくさん落ちてたツツジのお家はこの辺かな?」と見つけた場所に置いてみたり、「ドクダミはくさかったな」などと自然物の特徴を思い出して自然物の写真に書き入れたりしていきました。そして、「この花の名前は何だろう?」と知らない植物の名前を本で調べてみたり、タブレットで検索してみたりと、自然物に興味をもち、知識も増えてきています。 調べてみると似た花が2つ出てくることも…。「ハルジオンとヒメジョオンだって」「ピンクの花だからこっちじゃない?」「茎を切ったら空っぽなのがハルジオンだって」など、調べたことをもとに考えていきます。「うーん…。どっちかわかんないね。どっちも書いておこう。」「今度見つけたら切ってみようよ」と新しい知識を得ることで、新たな疑問が生まれ、それを確かめたいという意欲につながるのだと感じました。 竹林の帰り道で出会ったカエルのけろっぴのことも地図に載せたいという思いから、出会った場所に写真を置きました。「今頃どこにいるのかな…?」と思いを巡らせています。 にじ組の子どもたちにも「みっけマップできたよ」と知らせ、それぞれが見つけた自然物をラミネートしたものも地図の周りに並べてみました。「この花、幼稚園にもあったよ」「幼稚園来るときにもあるかも」などと、身近な自然に興味がわいてきています。 翌日、登園時にも花を見つけて持ってきた子どもたちがいて、靴箱前に広げていた“みっけマップ”に「この辺かな?」と見つけた場所を思い出しながら花を大事に貼っていました。保護者の方も興味をもってマップを見てくださっていて、ご家庭とも連携しながら子どもたちの思いをつないでいけたらと思います。登降園時に自然物を見つけたら、ぜひ幼稚園に持ってきてくださいね! “けろっぴ”への思いが、ごっこ遊びに…
けろっぴの手がかりは、足跡のほかに、蓮の葉にかいた『ありがとう』の手紙も貼ってありました。
「けろっぴって文字かけるんかな…」 「けろっぴのお家の人がかかはったんちゃうかな」 思いを巡らせながらも、また返事をかいて、お家に貼る子どももいました。 大騒ぎが少しおさまった午後…。 「僕、けろっぴ探偵部屋を掃除しとくわ」 と掃除をしている子どものところに、 「大変!(ぬいぐるみの)けろちゃんの骨が折れてる!」 と、別の子どもが、担架でけろちゃんを探偵部屋に運んできました。 「え!けろちゃんの骨が折れてる?!」 とたんに、けろっぴ探偵部屋はけろっぴ病院に変身。 「くまちゃんも病気です」 「赤ちゃんも大変です」 次々に病院に患者さんが運ばれてきます。 「ねぇ、けろちゃんが心配で、けろっぴ、戻ってくるんちゃう?」 「けろっぴー!けろちゃんが大変ー!」 とテラスから叫ぶ子どもも出てきました。 けろっぴへの思いが、こうやってごっこ遊びの中にも出てきています。 ![]() ![]() ![]() 「けろっぴが戻ってきた〜」
カエルの“けろっぴ”がいなくなって3日目。
今日は朝から子どもたちが大騒ぎ。 「先生!足跡がある!」 「けろっぴが戻ってきたんや」 「ここにも!ここにも!けろっぴの足跡!」 「筍ごはんもなくなってる」 「よし!もっと、けろっぴのてがかりを探そう!」 「けろっぴ探偵や」 そして、4歳児にじ組には“けろっぴ探偵部屋”が設立。 「看板もかいとこう」 「じゃあ、けろっぴが好きなお水も探偵部屋に入れておこう」 ![]() ![]() ![]() けろっぴ大作戦は続きます…その2
「2階にもネコの絵かいといたで」
「キャーってお家と違う方に行ってしまったらどうしよう?」 「じゃ、矢印かいとくわ」 「私、(家から)カエル持ってきてん」 とぬいぐるみを持ってきた子どももいました。 「じゃあさ、この子にも名前つけてあげよう」 「けろちゃん!」 「けろちゃんにも名札をつけてあげよう」 「ほんなら、けろっぴの名札もつくって、置いておこうよ」 「そうや。けろちゃんをお家のそばに置いてたら、友達やと思って、けろっぴが戻ってくるんちゃう?」 「お手紙もかく?」 「『まってるけろ』ってかいといたら?」 「けろちゃん、椅子に座らせてあげる?」 「テーブルもつくる?」 「そうや。私、タケノコごはん(土と筍を混ぜたもの)持ってくるわ」 とけろっぴのお家の回りに、いろいろなものを置いたり、貼ったり…。 帰りはみんなで、けろっぴの歌をつくって歌いました。 明日こそ、けろっぴは戻ってきてくれるかな? ![]() ![]() けろっぴ大作戦は続きます…その1
カエルの“けろっぴ”がいなくなった翌日。
4・5歳児みんなで考えた“合体大作戦(ツツジとミミズの匂い作戦&ハエ作戦&水作戦)”がうまくいったかどうか、“けろっぴ”は幼稚園に戻ってきてくれたか、を確かめるため、朝から5歳児そら組は、前日に録画した動画をみんなでみました。 「あ!ネコが映ってる!」 「なんかクンクンしてる!けろっぴが食べられてたらどうしよう」 「夜の幼稚園ってこんな感じなんや」 「…でも、けろっぴは映ってないなぁ」 その頃4歳児にじ組の子どもたちは… 「先生!私、家で作戦考えてきてん。このネコ(の絵)を靴箱に貼っておいて、けろっぴが戻ってきた時、『キャー!ネコだ―!』ってびっくりして、階段上って(2階の)お家に戻ってくるっていう作戦」 「それいい!」 と玄関に絵を貼りました。 「あのさぁ、(お家の)水が汚いから嫌がって逃げたんちゃう?」 「ほんなら、みんなできれいな水にする?」 「そうや。この筍もいいにおいするし、入れておく?」 とみんなでタライの水を入れ替え、ごちそうづくりに使っていた筍もお家に入れました。 ![]() ![]() ![]()
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