最新更新日:2024/10/02 | |
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第2回 命プロジェクト(3)
昨日の「命プロジェクト」の講演会の様子が1月16日付けの京都新聞市民版に掲載されましたので,ご紹介いたします。
第2回 命プロジェクト(2)<高樹のぶ子氏について> 1946年山口県防府市に生まれる。1984年「光抱く友よ」で芥川賞を,1995年「水脈」で女流文学賞を,1999年「透光の樹」で谷崎潤一郎賞,2006年「HOKKAI」で芸術選奨文部科学大臣賞,2010年「トモスイ」で川端康成文学賞をそれぞれ受賞。2009年には紫綬褒章を受章。2017年にも文化芸術院賞を受賞。そして2018年文化功労者に選ばれる。 <作品について> 高樹氏は多岐にわたるテーマの作品を残している。大人の恋愛を題材にしたものもあれば,若者の心を題材にしたもの,自身の子供時代を題材にしたものもある。ただ一貫しているのは「人間を描く」ということである。芥川賞を受賞した際には,「自分独自の人間観を表明するために書く,という態度がこれまで常にあった。」と評されており,どの作品においても人間の生活が描かれていることが特徴である。そして,大人を対象にだけ作品を書いていた訳ではなく,2009に発行された自身の子供時代が題材となっている「マイマイ新子」のあとがきでは,生や死を身近に感じながら過ごし培った感性を,現代社会を生きる生や死をどこか遠い存在として認識している子供たちこそ伝えたいという思いも書き記している。 <子ども 夢・アート・アカデミーについて> 「子供 夢・アート・アカデミー」は,平成17年,日本芸術院・三浦朱門前院長の提唱により始められた,社会貢献事業です。美術・文芸・音楽などそれぞれの分野における最高峰の芸術家である日本芸術院会員が小・中・高等学校を訪問し,実技披露を交え,会員自らの体験に基づいた講話を行います。子供たちに文化芸術活動のすばらしさや夢を持って生きることの大切さを伝え,豊かな心や感性を有する我が国の文化継承者の育成を図ります。 〜日本藝術院HPより〜 第2回 命プロジェクト
1月15日(水)5.6限,今年度 第2回「いのちプロジェクト」講演会を実施しました。今回は文化庁による「文化芸術による子ども育成総合事業 〜子供 夢・アート・アカデミー〜 」によるもので,芥川賞作家であり,同賞などの選考委員でもある 高樹のぶ子 氏の講演会と朗読パフォーマンスでした。内容はご本人の講演と「栗の実」「星月夜」の二編の短編の朗読と音楽の融合した舞台でした。元NHKアナウンサーの専門家による朗読,音楽のまとめ役とパーカッションはNHKの現役の音響デザイン・チーフディレクター,バイオリンとピアノ・チェンバロの演奏も一流の演奏家という素晴らしいメンバーによるものでした。なかなか経験することのできない素晴らしい講演会で,小説の描く世界に引き込まれていくような一時でした。終了後は生徒からの質問にも丁寧にわかりやすく答えていただきました。
2月行事予定
2月行事予定を右側の配布文書に掲載しました。今後の予定の参考にしてください。
予定は変更の可能性があるので,必ず確認してください。 1年 青少年科学センター学習科学にふれて,生徒たちは楽しみながら学ぶことができました。 後期 第3回 代表・専門委員会避難訓練
1月9日(木)5限,今年度2回目の避難訓練を実施しました。
今回は地震を想定し,緊急放送の後,各教室で各自が体を守る姿勢を取り,その後体育館に集合し,全員の安全を確認しました。スムーズで、おしゃべりも一切無い,避難行動で,とても良かったと思います。学校のような引率者がいて,落ち着いて行動できる場面以外の,自宅や出かけている時,繁華街にいる時なども慌てず、パニックにならず,冷静な行動ができるようにしておいてください。 今日は,南区で10件以上が燃える大きな火事があったため,予定していた下京消防署員の方は来校して頂けませんでした。火事にも十分注意してください。 身体計測 視力検査,設備点検
1月7日(火)志の式の後,身体計測,視力検査を行いました。自分の成長ぶりを確かめることができたかと思います。検査の結果などについては,後日各ご家庭にお知らせ致します。
また,今日は消防設備の点検があり,職員室前の防火シャッターも作動の確認が行われていました。全校生徒が安全安心して学校生活を送ることができるように,細部まで点検してもらいました。あまり見ることがない様子なので,撮ってみました。 志の式(2)志の式
令和2年1月7日,令和元年度の花の期が始まり,志の式が行われました。
サッカー部の伝達表彰から始まり,生徒会本部による校歌プロジェクト,校長先生のお話と続きました。生徒会本部の取り組みもあり,校歌は3階のギャラリーに居ても大きく響いてくる歌声でした。 校長先生のお話では,新年を迎えての決意,目標を持つことの大切さ,花の期の命名の由来,「花」とは何を指すのか,自分の意見をもつことと,自分の考えを表現することと,自分の目標に向かって行動することの大切さ,そして自分の人生は自分が決めること,自分の力で未来を切り拓くこと,「これ」を身につけたと言える学年末にしようという話を,生徒会のキャッチフレーズを交え,話されました。最後に,12月末から赴任された英語科の湯浅先生の紹介がありました。 素晴らしい、充実した,しっかりとした自分の「花」が咲く今年度最後の「期」にしていきましょう。 |
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