4日,6年生は,京都国立博物館の文化財ソムリエの方々にお越しいただき,文化財に親しむ学習をしました。「風神雷神図屏風」の複製をお持ちいただき,照明や屏風の配置などを工夫して見せていただき,とても良い環境で鑑賞の授業を受けることができました。学習の中では,まず屏風を開くときは腕時計などをはずし,手をきれいにしてから丁寧に扱うという文化財の扱い方を教えていただきました。屏風の鑑賞時間には,子どもたちの感じたことや気付いたことをもとにして,作品の魅力,制作年代,作者などについて,お話ししていただきました。屏風の背景に使用されている金箔を実際に見たとき,「これが金箔か〜。」と驚いた様子で,子どもたちの目は輝いていました。
子どもたちは,「風神雷神図屏風を見て,昔の人の技術に驚きました。」「風神と雷神はとても迫力がありました。」「昔は絵の具のかわりに,貝をくだいて絵を描いていたことに驚きました。金箔にも意味があることを知りました。」といった感想を聞かせてくれました。