京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/07/23
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Art(豊かな感性・表現力・創造力のある生徒)  Science(論理的に真理を追究し、知性あふれる生徒) Toughness(夢に向かって、支え合い、果敢に挑戦できる自立した生徒)  

青雲の志 −挑戦−

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 新年度が始まりました。新しい仲間を迎えて、下京中学校は今年度も「志 きらめく」学校として保護者・地域の皆様はじめ、様々な方々からのご支援、お知恵をいただきながら頑張る所存です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 ※以下は新年度、冒頭の職員会議で教職員に伝えた私の所信です。


経営のはじめに(本校教職員への言葉)

               − 志 きらめく −
                
                 唯一無二
                 心を一つに
                 未来を創る

 開校7年目を迎えようとしている本校は,2つの大きな周期を終えて新たな一歩を踏み出しました。「5校統合」という言葉も過去のものになりつつあります。下京中学校としてのアイディンティティが形を見せ始めています。その中心にあるものは「挑戦」という言葉です。それは教育の可能性への挑戦であり時代への挑戦でもあります。さらに言い換えれば私達自身への「可能性の開花」に対する挑戦でもあります。私達はそのアイディンティティの遺伝子が広がりつつあることも実感しています。この学舎で果敢に挑戦してきた仲間が一つの役割と目的を果たし,他の地で新たな知恵と力に出会い奮闘しています。意識と無意識の両世界の中で使命を担い,私達は繋がっていきます。その繋がりは丁寧に大胆に育てていかなくてはなりません。

 本校では,今年度も小さなチームがいくつも生まれつつあり,新しいリーダーもその存在を見せ始めています。しかし最も大切なことは一人一人が自分自身をマネジメントする力です。自分にとって最大のリーダーは自分であります。そのことを抜きにしてチーム力は語れません。
私達には新たな目標があります。具体として,全教科・領域を上げて取り組む,生き方を探究し続ける「キャリア教育」の構築であり,それに繋がる学力の向上です。しかし人は,積み重ねた知識と技術は無礼と不義により一瞬にして瓦解するのも良く理解しています。生徒の今と将来に渡り,身につけさせたい力とは,礼節はもとより,他を認め,よく理解しようとする“思いを遣る”力を併せ持った,他との関係性におけるより良い生き方を探究する「真の生きる力」であります。

 私達は,“学ばない”と“学べない”の違いに敏感である教師であり続けなければなりません。「3月11日は被災した者とそうでない者との格差を強く感じる日です」と言った東北の若者の言葉は私達に大切な示唆を与えてくれています。それは,学校においては,子ども達にとって「“勉強が出来ない”ことが,どんなにつらいことか」と。「“勉強が出来ること”がどんなに幸せで楽しいことか」と。私達はそのことをいつも忘れてはなりません。私達は,未だ教育改革のまっただ中にあり,教育の構造と質において,その改革のために全力で取り組まなければなりません。そして,足下では学力(求められる力)の向上とあわせて,生徒指導や総合育成支援(特別支援)教育のあり方,小中一貫教育,家庭との連携の構築など,本校の課題は多様です。それらに果敢に取り組んでいく熱意とチームワークが大切です。

 我々の仕事には俯瞰的視点を持つことも求められています。この世界を一つの流れの中に取り込んでしまおうとするグローバリゼーションの波の中,東アジアをはじめとした極度の緊張や,中東,アフリカ等,この地球上で,さまざまな地域・国家紛争が繰り広げられています。BRICSの発展はじめ,後発国といわれてきた国々が,かつての日本がそうであったように,目を見張る経済成長を遂げる中,極端な格差をはじめとした人権問題や一国の域を超えた環境問題など,発展の「光と陰」が同時に展開され増殖されているのも事実です。「この国の未来」は「この地球の未来」と同意語です。平和と持続する豊かさを伴う未来を創るために必要な力の育成が私達の使命です.

 新しい仲間とともに,それぞれが教育の意味を深く考え,チームの一員として“何をすべきなのか”,“何ができるのか”を,自身に問い続け,それぞれが研鑽を深め,学び合い,助け合い,励まし合いながら日々歩んでいくことが大切です。良き未来の創造のために,さらに一層“志きらめく”学校にしていきましょう。
                      
 
                            平成25年4月3日 
                            校長  村上 幸一

新着任教職員の紹介

新年度がスタートします。今年度も,下京中学校では「志 きらめく」の校是のもと
より充実した教育活動を進めていきます。

4月1日付で,以下の新教職員が着任しましたの紹介いたします。

谷尻 治 (社会)・岡部 純 (理科)・福島 由佳(保体)
佐藤 浩一(育成)・冨本 尚平(英語)・徳見 譲次(技家)
高倉 誠・中野 豊司・古寺 啓子(初任者研修指導)
黒田 奈津子(事務)・吉岡 敏枝(管理用務)
前田 直哉(総合育成支援)・宇田 圭泳(社会)

以上の13名を加えた新体制で,1年間頑張りますのでよろしくお願いいたします。
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学校行事
4/8 着任式・始業式《志の式》
入学式準備
4/9 第7回入学式
4/10 身体計測、視力・聴力検査
学年集会
3年;修学旅行健康相談
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