最新更新日:2025/02/05 | |
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3月11日 東日本大震災から2年
あれから2回目の3月11日を迎えました。
2011年3月11日(金)午後2時46分、東北地方・三陸沖を震源とする大地震が発生しました。死者1万5881人、行方不明者2668名《11日付け「京都新聞」朝刊より》を出しました。 人的、物的な被害だけでなく、未来に大きな影響を残す、未曾有の大災害でした。 この週末には、新聞・テレビでも特集が組まれ、現在の被災地の状況が報道されていました。雪の舞う画面には、いまだに復興とはほど遠い現状に、心を痛めるばかりです。 しかし、家族や家を失った人々は、計り知れない悲しみと大きな課題を抱えながらも、懸命に生きようと努力されています。 全校で、犠牲となられた多くの皆様に、哀悼の意を表すために、大震災が起きた午後2時46分から1分間、黙とうし、犠牲者のめい福を祈りました。(3年生は、午後から下校のため、終学活で行いました。) 写真は、取り組みを中断して黙とうする2年生《左》、半旗を掲げた玄関前《中》、黙とう後、教科担任から話を聞く1年生《右》の様子です。 平成24年度 1月「学校評価」
京都市立下京中学校運営協議会が行われました。
7月と12月に実施した「保護者アンケート」の結果と、今年度12月までの学校行事等を振り返り、9名の運営協議会理事の皆様に、中間の「学校関係者評価」をしていただきました。 評価結果は、『こちら』からご覧いただけます。 3年;公立高校受検前日指導
3月5日(火)は、二十四節気の一つ『啓蟄』。「大地が温まり、冬眠をしていた虫が穴から出てくるころ」といわれる日です。
6日(水)には、受験(検)生にとって「山場」ともいうべき『公立高校入学検査』を迎えます。 学校長は、「啓蟄」を例に、「これまで実によく努力をしてきた。苦しいことに耐え、自分のやるべきことにしっかりと取り組んできた。いよいよ明日は、この力を発揮するときです。落ち着いて、心静かに明日を迎えましょう。そして、明日出かけるときには、これまで支えてくれた人たちに、感謝の気持ちを伝えてください。それが、暖かい春を誘い込むことでしょう。」と激励の言葉を、受検生に贈りました。 このあと、進路指導主事から、受検の諸注意を受けて、下校しました。互いに支え合った仲間と、あすの健闘を確認し合い、胸を張って下校する姿に、吉報が届くことを祈りながら、後ろ姿を見送りました。 ファイト、下中生! 写真は、明日の受検に向けて、互いに健闘を誓い合った事前指導の様子です。 ドイツの教育学者が下京中を視察
2月28日(金)午前に,ドイツの教育学者の方3名が下京中学校の視察に来られました。
日本の学級という集団に対しての指導を調査目的に,各学年の授業の様子を熱心に参観されました。 その中で,1時間の授業の目標設定や、授業展開の工夫、また、教師と生徒のコミュニケーション等に感心されていたようです。 参観した3年生の音楽の授業でのドイツ語での『歓喜の歌』の披露や、1年生社会の授業でもドイツ語のあいさつに大変喜んでおられました。 下京中の授業の頑張りが,海を越えてドイツにも伝わりました。 ある一日
ある一日
朝食をとりながら新聞に目を通す。習慣とは言え,その行為がその日の生活のリズムに少しは影響している。見出しに目をやり,気になるところを丁寧に読む。首相の1万字超の施政方針演説は夜に読むことにする。しかし,目にとめた箇所があった。江戸時代の学者,貝原益軒の言葉を引用した「寛容」という二文字である。益軒の言う初心と寛大さに触れておられる。 次元は違うが,最近,「包容力」という言葉を何度か使い人に話したことがある。人や社会そのものに包容力が乏しくなってきているのではないかと感じている。「ならぬことはならぬ」という言葉は正義の通らぬことの多い現代社会においてはわかりやすい言葉だ。学校教育と旧会津藩の幼育訓と重なることも多い。時代を超えて戒めなければならない人のありようなのだろう。しかし,報道される諸記事を一読してリズムが不安定に微妙に乱れるこの感覚は何なのだろう。変動と不透明な社会において優先されるべき事実は未来肯定的な人の努力とその成果ではないのかと思う。事を曖昧にするのではなく,事の本質を見抜くためにも多角的な視点と,多様な価値観が必要なのだろう。「ならぬ」の言葉のアンチテーゼは「(良く)なる」でありたい。良くなった“過程”は見過ごされがちである。 昨日,午前中にドイツと日本の教育学者の方がお越しになり,授業視察とともに,授業者への聞き取りを丁寧にされていった。日本の指導技術の高さに驚かれながら,指導のプロセスについて限られた時間ではあったが特に聞いておられた。 昼休みに,本校の伝統文化部がお茶席でのおもてなしをした。緋毛氈の上に緊張した面持ちで座られ,掛け軸や花の紹介をしながら,靜かで豊かな時間をともに過ごせた。 文化の違いを知ることで人は豊かになる。ドイツでは学校教育において,伝統の作法について学ぶということがないらしい。生徒・教職員が心を一つにして,良い“おもてなし”が出来たことを嬉しく思う。 同日の午後,日本が世界に誇るロボットクリエーターの高橋智隆氏をお招きしての講演会を催した。「ロボットと暮らす未来」という演題で,これからの未来におけるロボットをはじめとした科学技術とヒューマニティ(人間性・人間愛と解釈した)について先見性を持って述べられていた。見事なロボットの動きとそれに注がれている氏の眼差しや所作に愛情と情熱を強く感じた。洗練されてスタイリッシュなロボットと高橋氏の容姿はイノベーターとしての日本の革新的存在を思わせる。同時に,創られてきたロボットは伝統工芸に近い“手作り”と仰っていた通り,校長室で拝見した氏の指は,刃物や工具を使われている職人の手そのものであった。それを見て,氏の言葉に一層の厚みを感じた。 宇宙ステーションにロボットを送られるらしい。「次はどんな場所でロボットを動かされるのですか?」という生徒の質問に,「秘境と言われるような大自然や,人間が創り出した建造物を舞台にチャレンジしてみたい。」と目を輝かせて答えておられた。 学ぶことの喜びを再確認できたことがとても嬉しい。すばらしい一日を,多くの人たちと過ごせたことに感謝したい。 2013.3.1 校長 村上 幸一 高橋 智隆氏・講演会
ロボットクリエーター
高橋智隆氏の講演会を、28日(木)午後から行いました。
風は、ちょっびり冷たかったものの、春の訪れを感じさせるような日差しの中、講演会は始まりました。 学校長の挨拶に続いて、登壇された高橋氏は、これまで制作した作品を紹介されながら、「鉄腕アトムを読んでロボット科学者を目指したこと、大学生時代にロボットを作り、その特許申請のため相談に訪れた際に、学内ベンチャー第1号となる会社を設立したこと」など、映像や資料を交えてお話しくださいました。 中でも、「平凡な作品にしないために、設計図は作らないこと、木型を削りながら成型していく、手作り作品であること」、「ロボット作りは、伝統工芸などのモノ作りに通じていること」など、体験談を交えて熱く語っていただきました。 「エボルタくん」や今テレビコマーシャルで流れている「Robi」の実物も見せていただきました。生徒たち(だけでなく、教職員も)は、食い入るように見ながら、「ほぉ〜」「かわいいっ!」「おぉっ〜」など、口々に声をもらしていました。 高橋氏は、「今現在の生活に、ロボットは全く不要です。しかし、ほんの15年前には、パソコンも携帯電話も同じ状況だったはずです。でも、今後さまざまな製品やサービスの未来が、ロボットと密接に関係していく。 ロボットがやってくる近い将来に向け、今日から少しロボットのことを気にかけてみてください。」と結ばれ、「目の前にあるいろいろなモノに興味をもって取り組む。何かしら手を動かせてみよう。」と投げかけられました。 最後の生徒たちの質問に、一つ一つ丁寧に答えてくださり、「何もないところからモノを作り上げ、それを人が喜んでくれることが何よりもうれしい。」とおっしゃいました。 本当に短い時間でしたが、生徒たちにとっては「中身の濃い」、有意義な時間となったようでした。 満足げに体育館を退場する生徒たちの表情が、何よりも多くのことを語っていました。 全校が、ほんとうにすばらしい時間を共有した半日でした。 「ようこそ先輩」
1組では、総合支援学校高等部に進学した先輩に来ていただいて高等部の学校生活や実習のことなどを聞く「ようこそ先輩」という取組を毎年おこなってきており、今年度も昨日、白河総合支援学校高等部2年生の先輩が来てくれました。
学習・実習の内容はもちろん、実習に行って感じたこと、気づいた課題についても話してくれました。ほかに部活動のことなど、学校生活についても教えてもらい、高等部進学を間近に控えた3年生にとっても、これから進路を考えていく1、2年生にとっても、大変参考になるお話でした。 先輩と一緒に来ていただいた白河総合支援学校の校長先生をはじめとする3名の先生方も、中学生にお話ししてくださって、みんなとても熱心に聞いていました。 先輩、先生方、本当にありがとうございました。 毎年この取組で学習した中学生が進学し、「先輩」として戻ってきて話してくれるのがうれしいです。また来年、新しい「先輩」が来てくれるのを楽しみにしています。 (写真は左より最初の挨拶、話をする先輩、質問をする中学生と答える先輩、です。) 伝統文化部、大健闘!
今年で3回目を迎えた『中学生かるた大会』。
3月20日の『伝統産業の日』を前に、開催される大会です。会場となった右京区嵐山の「時雨殿」には、色とりどりの着物姿の中学生が、大勢集まりました。 本校の伝統文化部も、2チームが参加しました。連続3回出場となった今回、定期テスト明けではありましたが、日頃から練習に練習を重ね、磨いた技を発揮しようと、気合いの入った雰囲気で、会場に現れました。 応援にかけつけた保護者や観客の見守る中、試合が始まりました。身を乗り出して、1枚でも多く「かるた」を取ろうと、緊張感のただよう会場が、いっそう盛り上がります。読み手の声に素早く反応し、中学生の手が伸びていきます。 1チームは、準決勝まで勝ち進み、2対3で惜敗しましたが、総合4位入賞を果たしました。生徒たちの心は、やり終えた満足感と、来年への意欲で満ちあふれていました。すばらしい笑顔を見ることができました。日頃の練習の成果を発揮し、充実した1日を過ごしました。 着物に身を包み、おしとやかな雰囲気の中に、たくましさをのぞかせていた伝統文化部でした。 写真は、23日(土)嵐山・時雨殿で行われた「中学生かるた大会」での、本校伝統文化部の様子です。 高橋智隆氏・講演会
みなさんは、『エボルタ君写真《上》』を知っていますか。テレビCMなどでおなじみの、電池で動くロボットです。
この『エボルタ君』の製作者で、ロボットクリエーター・高橋智隆氏の講演会が、28日(木)に行われます。 先日、案内状を配布いたしましたが、詳細は『">こちら』をご覧ください。 22日(金)には、全校で「事前学習」を行いました。 「ロボットって何。」古くは、「からくり人形」から、現在の2足歩行をするヒト型まで、どんな特徴があるかなど、ロボットの基礎知識を学習しました。 場面や用途によってクルマ型やヒト型など、実にさまざまな種類のロボットが、活躍している様子などを知ることが出来ました。 最近では、あの大事故を起こした原発の内部に入って、放射線量を測ったり、被害の状況を映し出すロボットの活躍ぶりが、強く印象に残っていますね。 「ロボットと暮らす未来」と題して、高橋智隆氏をお迎えして、講演会を行います。 この会は、「第2回家庭教育講座」として、さらに、命の大切さをさまざまな角度から学習する取組・『いのちプロジェクト』の一環としても開催されます。 是非、ご参加ください。どのようなお話がうかがえるか、ほんとうに楽しみです。 写真は、定期テスト後の時間に「事前学習」に取り組む1年生《中》・《下》の様子です。 今年度2回目の小中交流会
育成学級の小中交流会をしました。12月に続いて、今年度2回目です。
今回は、中学生は英語の時間に勉強した「英語の自己紹介」を披露しました。小学生のみなさんは、学校や名前、学年のほかに、今がんばっていることや好きなものなどを教えてくれました。 「ニューイヤーフェスタ」で使おうと思っていた輪投げを小学生の人に楽しんでもらって、賞品に手作りのストラップやアイロンビーズのマグネットから一つ選んで持って帰ってもらいました。○×クイズと手品も中学生が担当しました。 小学生のみなさんからの出し物もクイズで、なぞなぞやシルエットクイズなど工夫を凝らした問題を出してくれました。中学生も一生懸命考えて答えていました。 茶話会では「どら焼き」を食べました。自分で好きな具をはさみます。缶詰のフルーツやあんこ、ツナなどもあり、いろいろなオリジナルどら焼きができました。 最後にみんなで「ゆうき100%」を歌って終わりました。とても大きな声で元気に合唱できました。 6年生の人は、4月に入学してくれるのを楽しみにしています。5年以下のみなさん、また来年度の小中交流会でお会いしましょうね! (写真は左から輪投げ、○×クイズ、茶話会のようすです) |
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