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最新更新日:2024/06/13 |
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授業再開、『志の集い』
新しい年が、スタートしました。8日(火)体育館で『志の集い』を行いました。
集いでは、新年のあいさつを交わし合いました。学校長からは、「全員が、心を一つにしてがんばっていきましょう。巳年が始まり、新年の決意はしましたか。へび年にちなみ、地をはい、前進しましょう。また、高い木にも登り、ときにはジャンプもしたいものです。脱皮を繰り返し、手や足も伸ばしていきましょう。そのためには、目標が重要になってきます。目標に向けたガンバリの連続が、1年後、5年後10年後の結果につながっていきます。今をがんばることで、未来があります。失敗や挫折にも出会うでしょう。そのときに、原因を振り返り、反省しよう。また、そんな悩みにぶつかっている仲間を見かけたら、声を掛け合い、支え合おう。家族、学級・学年・学校の仲間、まだ出会ったことのない人々・これから出会うであろう人々のことを思い描き、日々努力してほしい。そして、よい1年、未来を作っていきましょう。」と話されました。 続いて、12月23日(日)、アンサンブルコンテストに参加した吹奏楽部・クラリネット5重奏のメンバーの表彰を行いました。時間をかけて磨き上げてきた音色を、コンテスト当日に発表しました。見事『銀賞』をいただきました。 現在は、身体測定と視力検査を行っています。「わぁ、○○センチ伸びたっ」「変わらへんわ〜」「(体重計の数字を見て)わぁっ!」と歓声を上げながら、身長と体重を測っていました。 昼食後は、学活を行い下校します。年末年始の寒さに凍っていた教室も、生徒たちの元気な声や姿に、温(暖)かさを取りもどしています。 新しい年とともに、『花の学期』が始まりました。今年度を、3年生は義務教育9年間を、締めくくる『仕上げ』の学期です。着実な一歩を、ともに踏み出そうではありませんか。 写真は、『志の集い』の生徒《上》、アンサンブルコンテストの表彰を受ける吹奏楽部のメンバー《中》、身体測定中の生徒《下》の様子です。 ![]() ![]() ![]() 言葉と命の重み![]() 大切なものは目には見えない 「これ、なににみえる?」 (※帽子ではありません) 「砂漠が美しいのは、どこかに井戸を隠しているからだよ。」 「家でも星でも砂漠でもその美しいところは、目に見えないのさ。」 上記は、「星の王子様」(作アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ)の中の一節です。 校長として1年に一度、全校生徒を前に2時間ほどの授業を行っています。「全校道徳」と称して、12月の人権週間の期間に行っているものです。世界人権宣言をはじめとして、私自身が大切にしている言葉や体験したこと、そして今、実際に社会(世界)で起きていることを中心に授業を組み立てています。今年は、「言葉と命の重み」という主題で、モラル・ジレンマとして、一つの尺度や視点では判断できない心の葛藤をさらに揺り動かす授業を目指しました。“命の重み”や、“人の存在価値”、“正義とは何か”などの、根源的な問いを、わかりやすい題材を通じて行うことを心がけています。しかし、結局は毎年、とても難しい内容になってしまいます。今回も自分で教材を作りながら、自身が悩むことになりました。600枚近い生徒達の感想文を全て読み終えた時にあらためて教育の責任を感じました。こちらの予想以上に深く、重く受け止めている様子に成長を感じると同時に、これからの社会の担い手がまさに、ここに存在しているという実感があります。私がサンテグジュペリの言葉を借りて、「大切なものは目に見えない」と話したことについて、一人だけ次のように述べていました。・・・「校長先生の話を聞いていくうちに、何かを感じたり、想像したり、考える心が、とても大切なのだと思いました。」、「でも、私は一つ、校長先生の話につけたしたいことがあります。本当に大切なものは、目に見えないと言っておられましたが、私は親友や家族、目に見えているけど大切なものもあると思います。」・・・ 彼女の感想文を読み終えて、私は、自分の話の拙さを反省するとともに、彼女の友や家族との間に流れる温かい風のようなものを感じました。風もやはり目には見えません。けれどもその暖かさは彼女の言葉を通じて私に届きました。また一つ教えてもらったように思います。 感謝。 来年も心温まることの多き年でありますように・・・。 校長 村上 幸一 平成24年度・志 姿の式
21日(金)、『志 姿の式』を行いました。
式に先立って、『中学生の「税についての作文」』、『第52回 国際理解・国際協力のための全国中学生作文コンテスト』、『第6回 日吉ヶ丘レシテーションコンテスト』、『第28回 京都市中学校総合文化祭社会科作品展示発表』、『第6回人権標語コンクール 』、『第54回 合同運動会』、『陸上競技部』、『剣道部』、『柔道部』、『女子ソフトテニス部』の表彰を行いました。文武両面にわたって活躍した生徒たちを、全校で讃え合いました。 続いて学校長から、「暑かった夏から、秋、そして冬と過ごした『姿の学期』。さまざまな行事を通じて、どれくらい成長が出来たでしょうか。個人、一人ひとりの成長なくして、学級・学年・学校全体の成長はあり得ません。自分自身のガンバリが、だれかのガンバリにつながり、だれかのガンバリが、自分のガンバリに結びつく。」と話されました。また、4〜5日前、凍てついた庭で見つけた「イチゴの花」を例に、「ちらほら花をつけた株は、他のどの花よりも、しっかりと根を張り、葉を広げている。大地に根を張り、大きく育っていく姿勢を学んでほしい」とも話されました。 そして、受験(検)をひかえた3年生には、「これからは、大変な時期だが、自分のガンバリを支えてくれる家族、これまでともに学んできた仲間に対する感謝の気持ちを忘れずに、謙虚に、そして素直な気持ちで感謝する心を忘れないでほしい。」と話されました。 さらに、先日行った全校道徳で、「(校長)先生は、『大切なものは目に見えない』とおっしゃいました。しかし、友だちや家族など、とっても大切なものは目に見えます。」と書かれた生徒の感想を引用しながら、「中学1年生の感想から、改めて気づかされました。この言葉から、なにか温かい風が、心の中を吹き抜けていきました。みなさんも、それぞれが温かい風を感じながら、また1月8日(火)に全員が元気に、ここに集いましょう。」と結ばれました。 最後になりましたが、たくさんの方々に、このホームページをご覧いただきました。今後、学校や生徒たちの状況をお伝えしたいと思います。 ほんとうにありがとうございました。 写真は、表彰を受ける女子テニス部のメンバー《上》、学校長の話にみみをかたむける生徒《下》の様子です。 ![]() ![]()
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