最新更新日:2024/09/18 | |
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2年;洛友中学校、見学しました
人権学習の一環として11日(水)、京都市立洛友中学校の夜間学級を、2年生の有志が見学に行きました。
様々な理由で、小学校・中学校の学習ができなかった人たち(在籍生徒の平均年齢64歳、最高齢は84歳)が、午後5時30分からの授業を受けます。 「読み・書き・そろばん(計算)」を中心に、いろいろな学習に取り組んでいらっしゃいました。 授業が始まった教室に入り、初めは緊張した表情でいましたが、学習に向かうひたむきさに、思わず腰をかがめ、一生懸命に質問に答えていました。まるで、「孫に教わるおじいちゃん・おばあちゃん」のほほえましい光景に、引率した教職員からも笑みがこぼれます。 様々な差別と闘い、真剣に人生に向き合う人々に接し、自分が置かれている恵まれた環境を考え、改めて「感謝する」気持ちと、世の中にある差別を鋭く見抜き、解決に向けて動くために、いろいろな学習に真剣に取り組むことを決意する機会になったようです。 一段と冷え込む夜の帰宅路を急ぐ生徒たちの後ろ姿には、改めて決意をした強さ・たくましさを感じました。 写真は、生徒たちにとっては当たり前だった「学ぶこと」を、奪われた人々の思いを学ぶ《上》、「おじいさん・おばあさん」の質問に腰をかがめて答える《下》見学に参加した2年生の様子です。 2年;非行防止教室
5日(木)、京都市教育委員会生徒指導課から講師をお招きして『非行防止教室』を、体育館で行いました。講師の足立 弘担当課長は、現職の警察官でもいらっしゃいます。
「犯罪防止の第一歩は、『あいさつ』です。地域住民の一人として、しっかり挨拶をしてください。」とお話を始められました。 資料として、テレビでも取り上げられた『18の約束』を配られて、身近にある携帯電話やスマートフォンを題材に、犯罪に巻き込まれないための方法を、わかりやすく教えてくださいました。 最近よく耳にするようになった「Line」やコミュニティーサイト、ゲームやネットオークションなど、身近になった話題を具体的に例を挙げながら、ルールを守ることの大切さを教えてくださいました。 最後に、お礼に立った生活委員長HR君は、「ルールは僕たちを縛りつけるもの、と思っていましたが、実は僕たちを守ってくれるものだとわかりました。これからよりよい生活を送るために、ルールを守り、周囲にいる人たちを大切に生活したい。今日は、ほんとうにありがとうございました。」と結びました。 私たちを取り巻く道具の「便利さと危険性」を理解し、人との接し方や相手の気持ちを思いやることの重要性を、改めて学ぶことができました。 今日の学習が、これからの生活に生かされることを願いながら、体育館を出て行く生徒の(いろいろな体験や学習を通してちょっぴりたくましくなってきた)背中を見送りました。 写真は、講師のお話に真剣に聞き入る生徒《上》、本物の警察手帳を示しながら講演される足立担当官《中》、講演のお礼を述べるHR君《下》の様子です。 |
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