最新更新日:2024/06/07 | |
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比べるから見つける
図工展が終わり,今日はその後片付けです。短期間でしたがご覧になれたでしょうか。私もそうですが,同じ題材の作品が並んでいますと,つい,隣の作品と自分の子ども作品を比べてしまいます。しかたがないことかもしれませんが,子どもに話をするときには,自分の子どもの作品のことだけでもいいと思います。苦労したところや工夫したところ,そして,いいところを見つけて,是非ほめてあげてくださいね。
以前こんなことがありました。粘土の作品を返して,子ども達に家にもって帰らそうとした時のことです。(今は,粘土の作品を家にもって帰ることはあまりありませんが)ある子が,自分の作った作品を教室のゴミ箱に捨てました。どうして,捨てるのか聞いてみると「どっちみち,家にもって帰っても,捨てはるから」という返答でした。その子は,結構,図工が好きでいい作品を作る子でしたが,徐々に意欲が低下しました。ご家庭にも働きかけましたが,家庭事情があるということで,残念ながら最後まで受け入れていただけませんでした。そのかわり,私がもらって帰ることにしました。 さて,我が子も幼稚園時代に毎日毎日紙や空き箱で作った訳の分からない作品?をもって帰りました。決して広くない家の中の一部屋の片隅が作品で埋まってしまいました。さて,どうするものか・・・・。年末,クリスマスの夜こっそり・・・・ 次の日案の定,子どもが「僕の作ったのがない!」といいました。そこで「○○ちゃんの作ったおもちゃが,あまりにも上手にできているので,サンタさんが他の子にあげようと思って持っていかはったよ」というようにうまく言いました。さて,この子は図工が得意になったのでしょうか・・・・・(子育ては難しいですね。(^^;)) 作品を大事そうに教室に運ぶ子ども達に「玄関に飾ってもらいや」というと,「玄関は,無理やなあ」「自分の部屋に飾っとく!」と笑顔で答えてくれました。 これから年度末,たくさんの作品を持って帰ります! |
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