最新更新日:2024/06/12 | |
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6年 家庭科『日本料理に学ぶ』
京料理の伝統を守ってこられている、お店『萬重』さんの三代目 田村さんにご来校いただき、大根のかつらむきやかまぼこを使っての飾り切りなどの実演を見せていただきました。そのあと、実際に子どもたちも飾り切りに挑戦しました。田村さんがされているのを見ると、簡単そうに見えましたが、実際にやってみると、かなり難しく、失敗してやり直す子もいました。
出来上がると、漆塗りの上等なお椀に、壬生菜と粟麩、自分で飾り切りをしたかまぼこを盛りつけ、最後にゆずの皮をのせ、田村さんにおだしをはってもらいました。 お椀の蓋を開けるとゆずのかおりとおだしの香りがし、いただく前にまず香りを楽しむことができました。実際いただくとゆずとおだし・実の味わいが絶妙で、ついに子どもたちから「おかわり」の声が聞かれ、おかわりまでつくっていただきました。 伝統を守るということはまずは知ることが大事、おもてなしの心はまず相手を知り、相手のことをしっかり考えることとおっしゃっておられました。この2つのことは私たちの普段の生活にも大切なことだと思います。 終わってから「子どもたちのおかわり」という声にこたえたのも おもてなしの心ですとおっしゃっていたのが、印象的でした。 |
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