最新更新日:2024/09/26 | |
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新年明けまして おめでとうございます。
新年明けまして おめでとうございます。
苦難と激動の一年であった平成23年を、私たちはそれぞれの心の中に涙や汗、時には血をもって“耐える”という文字を書き綴ってきました。しかし、それらはいずれ姿を変え、“希望”という言葉に変わらなければなりません。暗く重く幾重にも重なる瓦礫の層のような心の大地の中から、決意とも言うべき思いが浮かび上がってきます。新年の祈りの中にその言葉や形は千差万別ではあるでしょうが、私たちの国とそこに生きるすべての人々の復興と幸せを、それぞれが合わせる手とともに深く願ったのではないでしょうか。 今こそ、唯一無二の心を一つにして、未来を創る“志 きらめく”人であらんことを心に刻みたいと思います。 この一年を皆さんとともに力を合わせて、夢や希望できらきらと光り輝くものにしていきましょう。 さあ、頑張りましょう。 校長 村上 幸一 ゆかた登校に寄せて
ゆかた登校に寄せて
今年もまた、下京中の学び舎に色とりどりの美しい花が咲きました。ゆかたの色や柄が着る人の心を映しているようで、まさに一つひとつの光を放っている花のように見えます。 生徒のゆかたは自前のものや、学校で用意したものなどさまざまですが、着付けの練習から、ゆかた選び、寸法直しなど、それは、それは大変な準備が必要です。保護者やボランティアの方(支え隊)、地域女性会の方など100名近くが毎年この“花の行事”を支えてくださっています。感謝以外の言葉が見つかりません。 今年のゆかた登校は私だけではなく、特別の思いを持たれた方が多かったことと思います。ご挨拶とお礼の場面でも話しましたが、肌に触れるゆかたの感触は、一つのすがしい日本の伝統。「あー、良いものだなあ」と着替えながらいつも感じることです。集会で、言わなくても正座をして座っている男子生徒たち。衿元をなおしながら、じっと前を見つめて話を聞く女子生徒。凛とした姿は手前味噌かもしれませんが、かっこいいです。生徒会も頑張って盛り上げてくれました。教職員も生徒も早朝よりお越しいただき支えてくださった方々も、体育館の中で一つになれました。 しかし、この同じ時間に、日本の同じ学校という場の体育館で、全く違った時間と空間を感じながら過ごされている人たちが大勢おられるということも事実です。みんなの笑顔を見ながら、日本人としてのアイディンティティを本当に大切にし、豊かな未来を創っていける人になっていってほしいと、心の中で静かに願っていました。 今年もこの行事を行えたことに感謝します。 校長 村上 幸一 校是〈最高経営理念〉・学校教育目標について
平成23年度の『校是〈最高経営理念〉・学校教育目標・めざす子ども像』については、こちらからご覧いただけます
春季総合体育大会にむけての激励の言葉
春季総合体育大会にむけての激励の言葉
長い冬の間に蓄えてきた力を発揮するとき 新チームとしてはじめての戦い 全員が惜しむことなく力を発揮しなさい あきらめることのない全力プレーで 声がかれるほどの心からの応援で 誠意と気配りで裏方の仕事を 勝利には“頑張ったね”というねぎらいの言葉を 負けには“次ぎを目指そう”という希望の言葉を そして、勝っても負けても、相手に“ありがとう”と言える感謝の心を すべての大会を支えてくださる人々の温かい心にお礼の言葉を 見る人に勇気を与えなさい 聞く人に希望を与えなさい それは精一杯のプレーでしか生まれない 努力しても必ず勝てるとは限らない しかし、勝利を手にする人は必ず努力をしている 現在(いま)と未来のたゆまぬ努力が明日の勝利を生み出す 皆さんの活躍を期待しています 下京中学校生としての誇りを持ってしっかり頑張りなさい 心から応援します H23.4.28 校長 村上 幸一 経営のはじめに
経営のはじめに
− 志 きらめく− 唯一無二 心を一つに 未来を創る 3月11日に我が国において未曾有の経験とも言うべき東北関東大震災が起きてしまいました。公教育の使命が人格の完成を目指すとともに、国家・国民形成であることを考えた時、国難とも言われるこの事態において、今まさに私たちの使命(教育)への強い自覚と教育への熱意が求められています。国家の再生とさらなる発展のために、これまで以上に力を合わせて“下京中学校教育”の向上を目指して頑張りましょう。 一年前に私は皆さんに、次のように述べました。『力を尽くして物事を始める前に、事に当たる人々の心が一致しなくては、一つとして魂のこもった仕事は成し得ないと考えます。私たちは“人を育てる”“国を創る”という使命のもとで、ひとり一人のまだ発揮し得ていない力も含めて、この下京中学校という一つ屋根のもとで、知恵と熱意と思いやる心を一つにしていかなければなりません。熟議と共に生じる熱は諍いではなく、前進のエネルギーに換えていき、行動と振り返りを繰り返しながら、上昇の螺旋に乗り、歩みは小さくとも確実な成長を遂げていきたいと考えます。...』 そして、今年度、新しい仲間とともに私たちはまた、新しい歩みを始めていきます。それぞれが教育の意味を深く考え、合わせてこの下京中学校の使命とは何か、また、チームの一員として“何をすべきなのか”、“何ができるのか”を、日々自身に問い続けることが大切であります。時代と世界の変化のスピードはこれまでにない圧倒的な力を持って私たちをその流れの中に取り込んでいきます。守らなければならないことと、柔軟な変化に対応するしなやかな力は今年度も変わらず要求されていきます。そのためには、今までにも増して、それぞれが研鑽を深め、学び合い、助け合い、励まし合いながら日々歩んでいくことが大切です。良き未来の創造のために、昨年度以上に、“志きらめく”学校にしていきましょう。 平成23年4月1日 校長 村上 幸一 |
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