最新更新日:2024/08/21 | |
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『時計台』贈呈式
京都南ライオンズクラブから、創立50周年を記念して,下京区内の3中学校に寄贈がありました。
本校は、「時計台」と「バスケットゴール1対」をいただきました。そのお披露目式が、25日(水)、京都南ライオンズクラブ関係の方々をはじめ、多数のご来賓をお招きして行われました。本校からは、生徒会を代表して、生徒会長をはじめ3名が参加しました。 ご来賓から、「(時計台の)時計が、日々の時を刻み、生徒・教職員そして、地元地域が一体となって、新しい歴史を刻んでくれることを願っています。」とのお言葉をいただきました。 玄関前に設置された時計台が、人生の大切な時を刻む生徒の姿を見守り続けることでしょう。ほんとうにありがとうございました。 『志 姿の式』
25日(水)、『志 姿の式』を行いました。8月から始まった『姿の学期』。この間、さまざまな行事や取組を通して、生徒たちは、実にたくましく育ってきました。
式に先駆けて、伝達表彰を行いました。 京都市中学校選手権総合大会・体操競技の部、『京都府アンサンブルコンテスト・金管8重奏』、ソフトテニス部の京都市中学校秋季総合大会・京都府中学校選抜1年生大会女子の部、税についての作文、紫野高校杯スピーチコンテスト、日吉ヶ丘高校レシテーションコンテスト、京都市中学校総合文化祭では社会科展示作品と朗読コンクール、人権標語コンクールの伝達表彰を行いました。 朗読コンクールで『最優秀賞』を受賞したNR君が、全校の前で「走れ、メロス」の一部の朗読を披露しました。いい声で、感動的な朗読の声が、体育館に響き渡りました。 『姿の式』では学校長が、先ほどの朗読を受けて、「学校祭で見た3年生の学年劇(NR君は、中心的な役を担っていました。)を思い出しました。それと同時に、学校祭の一つ一つのシーンが、一瞬で脳裏を駆け巡りました。たくさんのすばらしい思い出をありがとう。」と話されました。 記憶に残る出来事といえば、昨日終わった全日本フィギュアスケート選手権。演技する選手の姿を例に、「それぞれの選手が見せる演技は、すばらしいものがあった。しかし、見る者を感動させるのは、演技だけではありません。ケガや病気、苦しい練習を乗り越えてきた選手だからこそ、その演技が光るのです。『挑戦すること』を改めて心に刻みました。3年生は、進路を決める大切な時期。受験(検)は何も特別なものではありません。『毎日やるべきことを徹底してやりきること!』です。その精一杯の努力が、夢を現実のものにします。」と結ばれました。 続いて、生徒指導部長から「『終わりよければすべてよし』という言葉がありますが、終わりがよかったら何でもよいということではありません。(学校長のお話にあったように)今、目の前にあることを、毎日毎日精一杯やり切ることです。どうか、やるべきことをやり切って、1月7日に、元気な顔で集いましょう。」と話がありました。 年末に慌ただしい時期ですが、有意義な休みを過ごし、新しい年に向けたスタートを切りましょう。 写真は、京都市総合文化祭社会展示作品《上》、金管8重奏《中》、京都市総合文化祭・朗読コンクール《下》の伝達表彰を受ける代表生徒の様子です。 山極寿一先生、ご講演会
写真は、講演が始まる直前の会場(生徒たちの緊張した空気が伝わってきます)《上》、資料を示しながらご講演される山極先生《下》の様子です。
『家族進化論』、『人類進化論 霊長類学からの展開』、『森の巨人』などの著書で知られ、人類学・霊長類学者の京都大学理学研究科教授 山極寿一先生をお迎えして、『ゴリラから学んだこと 〜人間の子どもの不思議〜 』と題された講演会を、18日(水)、本校体育館で行いました。 山極先生は、これまでの研究されたニホンザルやゴリラの生態などを、ビデオやたくさんの資料を示されながら、「ゴリラは対面交渉を行ったり、見つめ合う社会を形成し、挨拶までも交わすことができる」ことを教えてくださいました。 人間は、長い間ゴリラを誤解してきました。その原因の一つが、「ドラミング」と呼ばれる行動です。一見、他者を威嚇するように見えるドラミング。胸を叩くのは、「グー」ではなく、「パー」であることも教えてくださいました。 さらに、「ゴリラは、たいへん負けず嫌いです。しかし、勝つことも嫌う生き物である」と述べられました。衝突を避け、仲間を大切に、静かに暮らす動物であることを学びました。 また、母親と同時に、右腕の肘から先を失った子どものゴリラを、父親だけでなく、仲間の若いゴリラたちが、温かく見守りながら育てている様子を紹介され、事故から5年経った今年9月に、元気に暮らす彼(ドドと名付けられた8歳のゴリラ)の姿をとらえた映像が映し出されると、事前学習でドドのことを知っている生徒たちからは、「おぉ〜っ」と感動の声がもれていました。 外は冷たい雨が降っていましたが、体育館の中は温かい空気に包まれ、心地よい空間でした。生徒たちは、居心地のよい空気を感じながら、幸せな時間を、仲間とともに過ごすことができました。 『いのちプロジェクト』の一環として行った本日の講演会。山極先生の温かなお人柄と、ゴリラに対する深い愛情を感じられた講演会となりました。 生徒たちの心にも、人を思いやる温かな種が蒔かれたことを確信いたします。 懇談会、始まる
平成25(2013)年も残すところ15日となりました。
残暑の厳しかった8月から、雪のたよりが聞こえてきた12月までの『姿の学期』も、あと5日で終了です。この間生徒たちは、学習に、部活動に、仲間作りにと実によく取り組んできました。 3年生にとっては、いよいよ進路決定の時期を迎え、1・2年生は、1年間のまとめをする時期を迎えました。 16日(月)から、1・2年生は個人懇談会が、3年生は、進路懇談会が始まりました。 この1年間の仕上げに向けて、3年生は、義務教育の総仕上げに向けて「実り」ある話し合いを、しっかりしてほしいものです。 『いのちプロジェクト』・事前学習下京中が3年前から取り組んでいる『いのちプロジェクト』。『自分の命だけでなく、周りのすべての命を輝かせよう。命を次につなげるために、どのように生きるべきか考えよう』という取組です。 今回は、京都大学理学研究科教授で人類学、霊長類学者の山極寿一先生に、ご講演していただきます。先生は、ゴリラ(霊長類)の研究を通して、ヒトの進化を、動物行動学、民族学、人類学、生態学などの側面から研究していらっしゃいます。ゴリラの生態から、私たちの生き方について、ご講演いただけるものと思います。ご講演が、とても楽しみです。 全校道徳 〜人と地球の愛し方 4 〜
平成25年も残り3週間になった9日(月)、学校長による『最後の全校道徳』を実施いたしました。
『Human Rights 〜人と地球の愛し方 4〜 』をテーマに行われました。学校長がこれまで生徒に訴え続けてきた、大切にしてほしいもの『・感じること ・想像すること ・考える(考え抜く)こと』を挙げられ、「今日も『答えはこれ』と、すぐには見つけにくいかもしれないが、しっかりと考え抜いてほしい」とお話を始められました。 パワーポイントで資料を示されながら、生徒との言葉のキャッチボールをされながら、お話は続きます。 「『一人で考えたり、悩んだりすることも大切』である。しかし、一人、二人……、大勢と『様々な人がつながり合う』ことの大切さも説かれました。 これまでの全校道徳の「これ、なににみえる?」や鉄腕アトム、大海で投げ出されたときの「究極の選択(あなたならどちらを選ぶ)」などを振り返られながら、世界でもトップクラスの豊かさを手に入れた日本に暮らす我々に、「いま必要なことは何か」を考えさせました。 幸福度世界一のブータンと日本の家庭を例に「豊かさ」だけではなく、さらに大切なことは、「相手を理解すること、答える(応える)こと、そして尊敬(リスペクト)すること」であることを力説されました。 その大切なものを手に入れるためには、いろいろな人と話をすること。人と話をするには、自分自身を磨くことが大切である。心を開き、しっかりと自分を磨きましょう、と話を結ばれました。全校生徒からは、会場が割れんばかりの温かい拍手が、送られました。 |
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