幼稚園日記

File3 大事な風車を通して 〜異年齢の友達との関わり〜

公開日
2021/04/21
更新日
2021/04/21

熟成梅種

 先日,すみれ組の子どもたちが風車をつくりました。園庭で,さっそくすみれ組のAちゃんが風車を持って遊んでいると,さくら組のBちゃんが近寄ってきて,“風車で遊びたい”という思いを目で訴えました。Aちゃんは,Bちゃんの思いを感じながらも,まだ自分が十分に風車で遊んでいないこともあってか,風車を大事そうに持っていました。
 その後,続いて,さくら組のCちゃんが,さくら組の先生とAちゃんのところにやってきて,一緒に風車を貸してほしいことを伝えました。Aちゃんは,言葉で言ってもらったことで心が動き,Cちゃんに自分の風車を貸してあげました。一方,Bちゃんはすみれ組の先生から風車を借りて,嬉しそうに持って走り出しました。
 すると,AちゃんがBちゃんとCちゃんのそばに駆け寄り,風車が回ったことを一緒に喜びました。Aちゃんが優しい表情で話し掛けてくれ,BちゃんとCちゃんはAちゃんの優しい思いを感じ,なごやかなひと時になりました。
 その後,降園準備の時間になり,Cちゃんは保育室に帰りました。Aちゃんは,さくら組の保育室にBちゃんを連れて行ってあげたり,名札を外してあげたりして,Bちゃんが気持ちよく降園できるように手伝っていました。
 進級し,年長児になった喜びを感じてはりきって遊んでいるすみれ組の子どもたち。かつては,自分もさくら組だったことからも,Bちゃんたちの気持ちが分かるのでしょう。年下の友達の思いを感じ,共感し,寄り添う姿に成長を感じ,心が温かくなりました。子どもたちが感じたことを表現し,互いに思いを受け止め,一人一人の心が豊かになっていきます。

コメントはこちら↓へどうぞ

yobai-e@edu.city.kyoto.jp