学校日記

2年生 高大連携講座(1) 京都産業大学

公開日
2026/07/28
更新日
2026/07/28

学校の様子

 本校では主に自然科学コースの2年生を対象に、高大連携講座を開催しております。関心のある大学・学科の講座を選んで受講し、高校での学びが大学でどのように発展するかを学んだり、今後の進路選択につなげるための取組の1つです。7月23日(木)は京都産業大学を訪問し、次のような講座に参加してきました。今後は、京都工芸繊維大学や京都府立大学も訪問する予定です。


「宇宙観測で探る動的な銀河の姿」(理学部 宇宙物理・気象学科)

宇宙物理分野の紹介です。この講座では、銀河の撮影データをパソコンで解析する実習を行いました。自分でコマンドを入力して、スペクトルごとの静止画像データを見比べることで、銀河が遠ざかっていることや、銀河がどちら向きに回転しているかなどの動きを判定する仕組みを学びました。


「マンホールの形からAI最前線へ - 積分幾何学と掛谷問題」(理学部 数理科学科)

「生成AIを使って数学の難解な問題が解けた」と最近話題になっている数学の「掛谷(かけや)問題」について、掛谷問題につながる「積分幾何学」という数学分野の話題をお話しいただき、高校で学ぶ三角関数や積分がどのように応用されているかを実感しながら、数学と生成AIの最前線について学びました。


「AI の「見分ける力」はどう作られるのか?」(情報理工学部 情報理工学科)

情報(AI)講座では、人工知能や機械学習に関する説明の後、機械学習モデルを比較的簡単に作ることができるツールを用いて、じゃんけんの手(グー・チョキ・パー)や指の本数を認識するためのモデル作成をグループ単位で行いました。AIによる画像認識の仕組みやAIバイアスについて体験的に学ぶ良い機会となりました。


「石鹸の不思議の化学」(生命科学部 先端生命科学科)

生命科学部で「石鹸の不思議の化学」を体験させて頂きました。pHを変えることで、石鹸水が濁ったり透明になったりする実験をしながら、なぜそうなるのか化学平衡の考え方を元に理論的に教えていただきました。普段使わない実験器具にも触れながら、大学での授業や研究、学びのイメージを膨らませられたようでした。


「大学の「生物」(生命科学)の学びに触れてみよう」(理学部 数理科学科)

「生物」は幅広い内容を扱う科目です。生態系、生物そのもの、臓器、細胞、これらを構成する分子、様々なスケールに属すものを対象とします。今回は、実験に使うモデル生物や、細胞や分子を研究で扱う際の器具や実験装置に触れながら、大学での生命科学の学びに触れるミニ講義も受けました。


各講座の講義後に、大学構内の施設見学ツアーに行き、神山天文台や生命科学部の実験室、情報理工学部でデジタルものづくりができるファブスペースを見学することができました。大学での最先端の学びを体感し、大学以降の学びに向けて大きな刺激が得られたと思います。