2年生の探究、1年生の芽
- 公開日
- 2026/05/12
- 更新日
- 2026/05/12
学校の様子
2年生前期の探究基礎JUMPは2クラスずつ、火曜日、水曜日、木曜日の6,7限に実施しています。
本日、火曜日は1,2組が探究を進める日。国際文化ゼミでは、8月の論文提出に向け、それぞれの探究の進捗や計画について、中間報告を行いました。興味の領域は「アニメの翻訳」「終末期医療」「ジェンダー教育」など様々ですが、文化や社会制度、言語、思想などについて、「アジア」「アメリカ」「ヨーロッパ」「中東」など、国民国家内の枠を超えて「知りたい」と考える生徒たちや、「和訳問題におけるカタカナ許容」「訪日外国人にとっての接客最適解」など、日々触れる身近な「異文化」に対する探究を進める生徒たちがいます。外務省の承認する世界の国の数は日本も含め、196。日本とそれ以外、ではなく、世界の解像度が、一人ひとりの中でグンと上がる探究にしていきましょう。
すぐ向かいの生物教室に集まっている生物学・化学ゼミでは、昨年グローバルリーダー育成研修に参加しインドネシアの森林伐採について学び、コンポストの作成に取り組む生徒や、古代人が使った香水のレシピを頼りに、シナモンを煮詰めて蒸留するなどして、古代エジプトの香りを再現する生徒など、こちらも十人十色の内容でした。
火・水・木の午後2時間が、探究に燃える時間になってきたなと感じながら、1階のアトリウムに降りると、数学の問題集の販売に2年生の長蛇の列ができています。探究と本格的に文系、理系に分かれて進んでいく教科の学習、その両方に向き合い、自分を形作っていく。これが2年生の時間なのだと思います。
一方で、図書室2階のラーニングコモンズを覗くと、1年生が2人。1人は探究基礎HOPの振り返りシートを書き、1人は現代文のワークに取り組んでいます。入学後1ヶ月の感想を聞くと、「めっちゃ楽しい。すごい。ペアワークでこんなにいっぱい話し合えるなんて。社会の時間に、ペアの子が、銀本位制についてスラスラ説明してビックリした。」「授業は難しいし、やらないといけないことも厳しいけど、でもそれが楽しい。」と答えてくれました。きっとまだまだ緊張や不安もあるのでしょうが、「難しいけど楽しい」と言える感覚が、2年生の探究にもつながっていくのかもしれません。