【国内コース】4日目・福島県研修の様子です(中間貯蔵施設、原子力災害伝承館、他)
- 公開日
- 2026/03/11
- 更新日
- 2026/03/11
宿泊研修
4日目は、福島県での複合災害(地震、津波、原子力、風評)の学習を行いました。
午前中は除染により発生した除去土壌を安全に処理し、一時保管をしたりこれらの土壌の再利用の実証実験を行っている中間貯蔵施設を見学しました。見学コースでは廃炉処理中の福島第一原発を遠くに眺めたり、原子力災害の制限地区に入ったため、被災当時のまま時が止まった手つかずの特養施設を見学したりと、当時の緊迫した状況が伝わる遺構を巡ることができました。除染区域には線量計が設置されており、安全は確保されていますが、原発に近づくと線量値が上がるなど目に見えない放射線との戦いの難しさを感じる見学ともなりました。除去土は最も被害を受けた原発隣接市町村にすべて集められ、すべてこれらの地域が負担を一手に負っています。2045年3月までにすべて県外処分すると法律で決まっていますが、候補地の反対運動が起きるなど未だに処分地は決まっていません。社会課題の解決の難しさに気づくことができました。
午後は東電の方の廃炉、復興に向けての課題をお聞きし、その後、東日本震災・原子力災害伝承館の見学を行いました。見学のあちこちで現地の方の話を聞く機会があり、それぞれの立場での意見の相違など現地に足を運ばなければ分からない課題を知ることができました。また、本日は3.11であり、震災発生時刻に黙祷があるなど、東北の方にとって特別な一日であり、震災は終わっていないことを肌で感じることができました。
(写真:展望台からの廃炉作業の進む福島第一原発の見学、中間貯蔵事業情報センターでの見学、処理した除去土の一時埋設処理をした場所での線量計による放射線測定、中間貯蔵施設での一時埋設処理をした敷地での見学、原子力災害伝承館での記念撮影、夕食の風景)
+4