学校日記

25期生激励会

公開日
2026/01/16
更新日
2026/01/16

学校の様子
























共通テストを翌日に控えた本日、16日(金)は、講堂にて25期生激励会が行われました。この会は、あと一カ月あまりで本校を巣立つ25期生の皆さんが、それぞれ立てた目標に向けて、より力強く向かっていけるよう、在校生と教職員が一丸となって激励する会です。

最初に、在校生1、2年生(2627期生)から、激励の品として、大きなモザイクアートを贈呈しました。1,2年生全員が、それぞれ小さな写真データを提出したものを一枚のアートにしたもので、中央には大きな字で、この学年を象徴する「みのり」という字が形作られています。25期生の代表は、「私たちは一人一人が自分の目標に向かってきた。これからの人生も穂あるものにするため、ねばり強く頑張りたい」と述べました。

続いて、進路指導主事から、激励のメッセージが贈られました。「まず、虚心坦懐に生きてほしい。寝れなくても、朝には「よく寝たよく寝た」と言うのがいい。共通テストは、問題を解く、ねじ伏せる、というよりは、正解を導くように心がけてほしい。残り1分前には、空欄はすべて埋めるように。」と、自身の採用試験時の打ち明け話を交えて話しました。


 そして、はっぴを着て、のぼりを持った職員数名とともに、学年団の教員たちが登壇し、1組から順に激励のメッセージが述べられました。

 1組担任、乾先生(地歴公民):「8年前、自分がセンター試験を受けたときは、雪が積もり、路上は凍結していた。自分たちは、凍った路上で「滑った」らあかんな、といらんことを言って、全員滑り沈黙した。ゆえに、いらんことは言わない。それから、どっちでもいいことはどっちでもいい。自分は地理で、ムーミンがどこの国のキャラクターであるかさんざん迷ったが、結局それはどうでもよかった。どっちでもいいことに脳を使わないように。」

 2組担任、國松先生(英語):「共通テストから、私学の試験、国公立の二次試験と進む中で、いちいち激励会はない。今日は、愉快な教員で大好きなみなさんを激励する日。明日は、最初の大人の選択をするときである。これは、君たちの就職や結婚などに続いていく。今日は、愉快な仲間たちと、みんなを大切に思う教職員が応援している。明日は頑張ってほしい。」

 3組担任、若林先生(国語):「なくてもいいけどあった方がいい「元気」をみんなにあげたい。」(人気アニメ『ドラゴンボール』について詳しく説明)「1986年放映開始の、鳥山明原作のアニメである。かめはめ波は、ハワイのカメハメハ大王に由来する…(略)」(主人公の悟空の得意技「かめはめ波」のポーズについて説明)「「か」で両手首をつけ腰に…(中略)…「は」で、集中させた全身の気を気功波として相手を対象に撃つ」(最終実践)「カ・メ・ハ・メ・ハ~!」

 4組担任、續木先生(数学):「自分はあがり症。緊張しない方法を書籍で学んだが、結論、緊張はする。悪いことではない。その結果呼吸が乱れ、肩に力が入るのが問題。「あーーーーーー」と言って、頭の中を塗りつぶすと、呼吸を整え、肩の力を抜くことが同時にできる。ちなみに、自分は人気歌手のライブ抽選に一次から三次まですべて落ちた。皆さんに幸運が吸い尽くされているからだろう。」

 5組担任、古木先生(生物):「クイズ1:チーターの顔には黒い線がある。これは何のためにあるか?答え:まぶしさを防ぐため。その2:ナマケモノはゆっくり動くが、これでどのようなことが起こるか?答え:体に苔が生える。このように、動物は様々な方法で生き残ってきた。皆さんも生き残ってきた。自信と戦略を持って。」

 6組担任、吉田先生(理科):「我々はみな、物事の途中である。次がある共通テストの最初の科目がうまくいっても次がある、うまくいかなくても次がある。共通テスト全体が、受験がどうなっても次がある。常に次のことを考えて。」(その後、おもむろに筒状の銅製の棒の中に小さな磁石を落とすと、どうなるかいう物理実験の実演)磁石は「(筒内に留まり)落ちなかった」。

 学年担任、中野先生(数学):「明日の共通テストでは、マーク欄を埋めてほしい。(学年の模試の実施、整理、分析担当として)模試では分からない問題を空欄で残し正確な実力を知るのは戦略の1つ。しかし、本番の戦略としては空欄はなくすべき。普段の模試で空欄が1つもない人は、実は各クラス1人くらいしかいない。2ケタ分の2ケタなどの空欄であっても埋め、得点の期待値を上げるのである。皆さんの勘が当たることを願う。」

 学年担任、逵先生(地歴公民):「私は実をいうと、雪女である。過去に、担任した学年では、センター試験で大雪が降った。明日は大丈夫そうだが、万全の雪対策を。また、私は待ち時間内にやることも全て計画することで緊張を防げる。皆さんは予想外に追込みができた。自信をもって送り出せる。自分の解答は自分の中にある。」

 学年担任、平松先生(地歴公民):「いつも通り。度を越した気合や余裕は禁物。皆さんには、お守りとしてショート動画を持って行くことを勧める。高速で23回再生できるもの。人気野球漫画の主人公のライバルは、サイボーグのような強者だが、実は本番前にトイレに籠ってクラシック音楽を聞くというルーティーンがあった。野球部員だった自分はこのエピソードが好きで、吹奏楽部に演奏してもらう入場曲として、このクラシック曲をオーダーした。、、、が、演奏されることはなかった。お守りで、心をフラットに。」

 学年主任、松宮先生(英語):「君たちがこの場にいることに感謝している。みんなは力強い表情をしていると、自身を持って言える。君たちは、これだけのものを積み上げてきたという自負がある。」(ダジャレ好きの学年主任ですが、今日は「オチ」のない話をするねと言いながら、北野天満宮に来たの~、共通テスト難化なんかしない、など冗談交じりに話し、最後に、25期生の未来を願い、力強く)「できる、できる、絶対できる!」

 

 学年団からの激励のメッセージが終わると、会場は暗転。そこへ次のような歌が流れました。「ずっと描いてきた夢の場所へ 「僕らならいける」 まだ終わらないこのストーリー 「記録を超え記憶となれ」…ベリーグッドマンの「ハイライト」です。そして、壇上には、大きな字で「穂」と書かれた、黄金色の大きな旗が掲揚されました。本校元PTA会長であり今年「京の名匠」に選ばれた染色家の仁科繁一様に毎年ご用意いただいている、学年の旗です。そこにはこう書かれています。「実るほど 頭を垂るる 穂たれかし」。そして、その揮毫者である校長が登壇しました。

 「。皆さんはいろいろな世界に飛び立っていく。25期生の皆さんは、仲間や教職員との大切な時間を思ってほしい。この旗は、地域の方が、皆さんのことを思って作ってくださった。3年間積み上げてきた大切な時間を思い起こそう。目を閉じてください。面白いこと、辛いこと。ときにはうまくいかないことがあったが、皆さんはここまでたどり着いた。成長があった。「実るほど 頭を垂れる 穂たれかし」。成長すればするほど、謙虚に自省しよう。自分と他者の両方の収穫が多からんことを。「冬過ぎたらば、春遠からじ」。冬は過ぎて、必ず春はやって来る。明日は果敢に挑戦しよう。点数は消えるが、挑戦したことは消えない。明日、会場で会おう。」


 校長の激励中、目を閉じよう、というあたりから、数人の生徒の目には涙が。25期生は、様々なことばを胸に、教職員の作る花道を通って退場しました。今日の激励会で話されたことは、明日明後日の共通テストに向けてのメッセージであるだけではなく、25期生のこれからの長い人生で指針となるものばかりでした。教職員はみな、自分の体験談や冗談を交えて、25期生の将来のことを真剣に考えて、選りに選ったことばを述べました。願わくは、25期生が、これらのことばを大切に、明日以降果敢に挑戦せんことを。「穂」の25期生が、自分と他人にともに穂をもたらさんことを。健闘を祈り、月曜日、学校で待っています。