学校日記

久末 航先生によるピアノ特別公開レッスンを実施しました

公開日
2026/08/27
更新日
2026/08/27

学校の様子

 8月26日(水)、ピアニストの久末 航先生をお迎えし、特別公開レッスンを実施しました。


 久末さんは、2025年エリザベート王妃国際音楽コンクールのピアノ部門で第2位に入賞された、世界で活躍するピアニストです。そんな久末さんの演奏を間近で聴き、直接ご指導いただける、本当に恵まれた機会となりました。


 授業は、久末さんによるチャイコフスキー《6つの小品》から「感傷的なワルツ」の演奏でスタート。その美しい音色に、全校生徒が一気に引き込まれました。

 続いて、3年生のピアノ専攻生2名への公開レッスンを全校生徒で聴講しました。


 「オーケストレーションを考えながら、すべての音が聞こえるように」「なぜここでクレッシェンドするのか」「なぜ単純な和音ではなく装飾音符になっているのか」など、楽譜に書かれた一つひとつの音や記号の意味を考え、そこから音楽をつくっていくことを丁寧にご指導いただきました。

 また、「デクレッシェンドは音量を小さくするだけでなく、時間を使ってエネルギーを落としていく」という言葉も印象的でした。


 指導を受けるたびに演奏が変化し、ご指導いただいた前と後で音楽が本当に豊かになっていくことを実感。聴いている生徒たちも感じることができたのではないかと思います。


 後半の質疑応答では、まず楽譜と自分自身が向き合い、作曲家が何を伝えようとしているのか、そして自分は何を伝えたいのかを考えること、海外へ出たり、さまざまな演奏を聴いたりして自分の中の引き出しを増やすことなどをお話しいただきました。

 また、「ピアノだけでなく、音楽だけでもなく、いろいろなことに興味を持つことが豊かさにつながる」という言葉も、生徒たちにとって大切なメッセージとなりました。


 最後は、感謝の気持ちを込めて全校生徒で校歌を歌い、久末さんからも「すごく素敵な校歌ですね」とのお言葉をいただきました。


 授業後には、「弾いてくれた2人はピアノに本当にまっすぐで、他の生徒もしっかり話を聞いていて素晴らしい」と生徒たちを評価してくださり、「また来たい」ともうれしいお言葉をいただきました。

 ぜひ、また京都堀川音楽高校へ!


 世界の第一線で活躍するピアニストの音楽と、その音楽への向き合い方に直接触れることのできた、何ものにも代えがたい学びの時間となりました。