学校日記

第53回オーケストラ定期演奏会を終えて

公開日
2026/07/21
更新日
2026/07/21

コンサート

 7月19日(日)、京都コンサートホールにおいて、本校第53回オーケストラ定期演奏会を開催しました。


 当日は多くの皆様にご来場いただき、ありがとうございました。生徒たちはこれまで積み重ねてきた練習の成果を存分に発揮し、一音一音に思いを込めて演奏しました。


 本校卒業生であり、現在ドイツを中心に活躍されている指揮者・杉本優さんを客演指揮に迎え、ドイツ・ブレーメン歌劇場専属歌手のお二人にもご出演いただいた今回の演奏会。

 プッチーニ《グローリア・ミサ》では、世界の第一線で活躍されるお二人のソリストによる圧巻の歌唱はもちろん、本校生徒による合唱もそれに負けない美しい響きを聴かせ、一人ひとりの声が重なって生まれる豊かなハーモニーによって会場が包まれました。

 ワーグナー《「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より第1幕への前奏曲》では、生徒たちは伸びやかに、そして音楽を心から楽しみながら演奏し、その豊かな響きは聴く人を作品の世界へと引き込んでいました。

 そして最後のブラームス《交響曲第4番》では、冒頭から終曲まで張り詰めた緊張感の中、全員が思いを一つにした重厚なサウンドがホールいっぱいに響き渡りました。その圧倒的な音楽のエネルギーは客席にも伝わり、演奏が終わると大きく温かな拍手が会場を包みました。


 終演後には、「素晴らしかった」「思わず演奏に引き込まれました」といった感想を多くの皆様からいただきました。また、共演いただいたブレーメン歌劇場専属歌手のお二人からも、「素晴らしい舞台をご一緒できてとてもうれしかった」とのお言葉をいただき、生徒たちにとって忘れることのできない経験となりました。


 アンコールに先立ち、杉本優さんから生徒たち、そして会場の皆様へ想いのこもったメッセージが贈られました(内容は別の記事で紹介します)。そして最後のアンコールでは、これまでオーケストラを指導してきた本校教諭・明石先生と杉本優さんがタクトをつなぎ、出演者全員が一つになって演奏会を締めくくりました。


 生徒たちは、この演奏会を通して音楽を創り上げる喜びだけでなく、音楽が人の心に残り、人と人とをつないでいく力をあらためて実感したことと思います。


 音楽は演奏した瞬間に消えてしまいます。しかし、その時間をともに過ごした人の心には残り続けます。


 この演奏会で生まれた音楽と、その時間に生まれた思いが、生徒たち、そしてご来場いただいた皆様の心に、それぞれのかたちで残り続けることを願っています。


 最後になりましたが、ご来場いただいた皆様、ご指導・ご支援いただいた先生方、関係者の皆様、そして日頃から生徒たちを支えてくださっている保護者の皆様に、心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。


【写真】
2枚目 プッチーニ《グローリア・ミサ》

3枚目 ワーグナー《ニュルンベルクのマイスタージンガー》

4枚目 ブラームス《交響曲第4番》

5枚目 ショスタコーヴィチ《ジャズ組曲》より(アンコール)