学校日記

「ピアノ特設講座(2)」を行いました!

公開日
2023/10/12
更新日
2023/10/12

学校の様子

10月12日(木)
本日15時より,今年度2回目の「ピアノ特設講座」を開催しました。8月から始まった今年度の専攻別特設講座は,これが最後となります。

本日は、京都市立芸術大学教授の 三舩 優子先生 をお迎えして、3年生の生徒3名が受講しました。今回は全員ベートーヴェンのソナタ(1人目【写真上】:第18番 第1,2楽章、2人目【写真中】:第18番 第1,3,4楽章、3人目【写真下】:第21番「ワルトシュタイン」第1楽章)をご指導いただきました。

「p(ピアノ)で単に小さいだけだとホールの後ろの方に座っているお客さんに届かない。pで響く音にしなければ。指先に針金があるイメージで。」などとご指導いただくと、アドバイスの前後で響きが全然違うのが、受講生にも聴講の生徒たちにも明らかにわかりました。

また、「高音を下から押すように弾く」「下に埋め込まない。花火があがるように(弾く)」など、書き言葉にすると意味の分からない表現になりますが、三舩先生の腕の動きと音の響きによって、生徒たちにはしっかりとその意味が届いていたようです。

休憩の際、聴講の1年生たちが、「実技試験(の講評)で言われていたことだった」「私も(手首の使い方が)硬いって言われた」「円を描くってああいうことなのかぁ」などと語り合っていて、聴講からしっかりと学びを獲得していることに、成長を感じました。

そして、休憩後。
これまでの特設講座では、上級生に遠慮して後方の席に座っていた下級生たちも含め、三舩先生の腕の使い方や手の形をしっかり見るために、みんなが鍵盤がよく見える下手側の前方の席に集結しているではありませんか!
食い入るように見つめる生徒たちの姿は、とても頼もしく見えました。

質問コーナーでは、
○(モチーフの特徴やユーモアの表現が足りないと指摘されるのですが…という悩みに)
➡「何かしら物語を自分で描いて、情景を描いてから、音を載せるとよい。物語は具体的に。そうすることで、すべての音に意味を持たせて弾くことができるようになっていく。」
○(イメージをもつために何をしていますか、という問いに)
➡「世界を広げて。好みはあるけどいろいろ雑多に。人との出会いが大切。みんなちがうから。出会うために積極的に世界に出ていくことが大切。」
…といったお答えをいただきました。

とても素晴らしい学びをみんなで共有した3時間でした。

三舩先生、長時間にわたり貴重なご指導をいただきまして、本当にありがとうございました。