学校日記

「みんなでつくってみんなでかたづける」1年生スタートアップ研修③

公開日
2026/04/21
更新日
2026/04/21

授業の様子

 新年度のオリエンテーション期間には、新入生も美工について様々な角度から学びを深めました。その締めくくりとしてスタートアップ研修③が4月16日に実施され、少しずつ環境にも慣れてきた新入生は、これから美工でそれぞれの個性を発揮するための助走ができたのではないでしょうか。

 スタートアップ研修③は、美工での学びの方向性を明確にすることを目的に進められ、前半は、美術科目授業の概要や、造形表現8分野授業のガイダンス、今後の専攻の選択方法や注意事項等について理解しました。

 その後のアクティビティでは3~4名のグループに分かれ、それぞれが春休みに作成したデッサンをもとに、「このモチーフを選んだ理由」や「描いた私だけが知っているわくわくポイント」を紹介し、グループメンバーと共に鑑賞を通して感じたことや疑問に思ったことを話し合いました。

 その際、美工が大切にしている対話のグランドルール「誰もが安心して意見を述べられる空間を作ろう」「相手に敬意を払って対話しよう」「多様な見方から学び、視野を広げよう」を学び、それぞれの作品紹介には拍手を送り、個人のこだわりや考えを称えるなど、全員が相手を尊重して話し合いに向き合っていました。発表者も「良かった」「ありがとう」と嬉しかった思いをグループのメンバーに返していました。

 「他の人の作品との違いが面白かった」という意見や「使っている紙も違った」といった発見もあり、多様な見方を学び、自身の視野を広げる機会となりました。

 

 後半は、「みんなでつくってみんなでかたづける」をテーマに、チームで竹棒を使った造形物を創るアクティビティに挑戦しました。メンバーと合意形成をはかりひとつの造形物に組立てた後、タイトルをつけ全てのグループの作品を共有先のロイロノートで鑑賞しました。協力してひとつのものを創ることは楽しくもあり難しくもあり、また、素材に触れることでその特性や使用方法を考えながら作っていくことは、これからの活動の基本です。試行錯誤した各グループの制作過程にはメンバーの個性が生かされ、作品もユニークなものばかりでした。

 最後には、担当の教員がそれぞれの教科や専攻の視点から感想を伝えました。立体作品を化学や物理、絵画など視点の違うメガネをかけて見てみると、違うものが浮かび上がってきました。まさにBIKO steAmを体験するスタートとなりました。

 これからも色々な価値や考え方、互いの個性や違いを尊重し、楽しみながらどんどん視野を広げ、成長していく1年生を応援していきます。一緒に挑戦しましょう!