学校日記

造形表現(専攻横断授業)の様子(1年生)

公開日
2026/01/20
更新日
2026/01/20

授業の様子




















1年生は先日(1/9)今後の専攻が決まり、本格的に分野別造形力を身につけていく段階に入りますが、それに先立ち専攻横断授業を行いました。



 横断的に学ぶことで、自分が進む専攻と他専攻との共通点や相違点、結びつきや関連を学び、表現活動の基礎となる幅広い学びを深めることが目的です。



日本画×漆芸では、鳥獣戯画の模写に取り組み、古典的な筆描写をなぞってみることで美しい線を描くイメージを身につけます。線の太さや繊細な描写、流れる線の描き方に苦戦しながらも生徒たちは一生懸命取り組んでいました。次回授業では美しい線を探して賀茂川での描写に取り組み、最終3日目には見つけた美しい線を皿に蒔絵で表現する予定です。



洋画×染織では、収蔵作品を間近で観察し、感想や質問を共有し合いました。油絵やろうけつ染めの豊かな表現に触れ、じっくり向き合いながら気づきや疑問を互いに投げかけ、今後の「感じる心」「考える力」「表現する力」へつなげていきます。その後賀茂川へスケッチに行き、次回以降に活かしていきます。



デザイン×ファッションアートでは、卵を題材に「空間構成」に取り組みました。A4用紙で卵を支えるディスプレイスタンドを作成するのですが、「卵をどう見せるか、どう支えるか、どこで支えるのか」「それらが主役である卵にふさわしい構成・見た目となっているか」など、形や美しさだけでなく機能や構造も考えながら作成し、共有し合いました。両専攻とも流行とは切り離せない分野ですが、教員からは「不易流行」という言葉が紹介され、制作を支える変化しない本質(不易)を一人ひとりが持ってほしいという期待が込められていました。



彫刻×陶芸では、信楽粘土で「高さのある立体を作ろう」のテーマのもと、個人制作とグループワークを通して土の特性や構造の特性を学びました。重さに対してどれだけ強い土台を作るか、生徒たちは対話や実体験のもと試行錯誤しながら楽しんで取り組んでいました。