『南風、吹かせ!』〜Hot wind from Mukaijima〜
- 公開日
- 2017/03/20
- 更新日
- 2017/03/20
校長室から
「素晴らしいラストシーン」
15日に卒業証書授与式、17日に終了式をもって、平成28年度を終えることができました。手前味噌ではありますが、他の中学校と比べても、勝ることはあっても劣ることはないと確信しています。また、そんな素晴らしいラストを飾ることのできた生徒と教職員を自慢にも感じています。
卒業証書授与式では、担任の先生の呼名に対する返事と卒業生の合唱、そして答辞の内容の3点に出来栄えの良さを感じました。
「担任の先生は、たくさんの思いを込めて君たちの名前を呼ぶ。だから君たちは、先生の気持ちを受け止めて大きな声で返事をしてほしい。」返事の声については、前日のリハーサルの際に私からもそう注意をしました。その前後にも学年の先生方が繰り返し話し込んだと聞いてもいます。子どもたちは聞き入れ、見事に実行しました。お陰で、引き締まった卒業証書授与になりました。普段あまり声を聞くことのないような生徒が「ハイ!」と返事をするたび、小さな感動が沸き上がりました。私でさえそうなのですから、3年担当の先生方はさぞかし心を震わされたことでしょう。
式歌の合唱は期待通り、美しく大きな歌声を響かせてくれました。これについては、リハーサルでも心配はしていないと言ったほどです。涙を流しながらそれを拭おうともせずに歌っている男子が居たりして、視覚を通しても感動が伝わってきました。
答辞では、代表生徒が3年担当の先生方一人ひとりにコメントをしていました。『よくそんなところまで観ているなぁ』と感心した内容もあったくらいです。学年主任の先生の熱い思いが、担任をはじめとする学年の先生方を通して子どもたちに確実に届いていたことが実感できる素晴らしい 卒業式でした。
終了式では、私の話を受けて自らの決意を述べに前に出てきた生徒の人数に驚かされました。こちらが指名したのは4人。その子たちの名前は、登校指導の際に決めていました。4人目の女子は、マイクを握ったまま暫く固まってしまいました。集団の方も立派です。誰もがじっと黙って彼女の言葉を待ちました。
そこで終わろうとも思ったのですが、「誰か、この場面で決意を述べたい人はいませんか」と問いかけました。1年生から3人、手があがりました。もの凄い勇気です。3人の男子の発言の後、2年生に対しては当然次のように言いました。「1年生が出てきたんやぞ、2年生はどうや?」しばらくの沈黙の後、一人の男子が挙手したのを見て次々と手があがりました。何と男女各4人の計8人です。それも全員が立派に発言しきりました。この力があるのなら、きっと来年度は大丈夫です。
素晴らしいラストシーンに安心感と満足感をもって一年を締めくくれました。生徒、教職員の皆さん、本当にお疲れ様。素晴らしい成長をともに喜びたいと思います。また、私たちを支えてくださった保護者や地域の皆様方、ありがとうございました。