学校日記

『南風、吹かせ!』〜Hot wind from Mukaijima〜

公開日
2016/07/08
更新日
2016/07/08

校長室から

「初心忘るべからず」
 拝啓 梅雨明けの待たれる毎日ですが、向島中学校の皆様にはいかがお過ごしでしょうか。私は教員採用試験に向け、勉強を頑張っております。
 まずは、三週間にわたり教育実習の機会を与えていただきましてありがとうございました。そして、校長先生、教頭先生、実習担当の太田先生、教科指導担当の中井先生はじめ皆様に大変お世話になりました。おかげさまで、無事実習を終えさせていただきましたこと、感謝申し上げます。
 実習では、本当に多くのことを学び、それと同時に多くの反省がありました。自分には、教師になる上で必要な部分がまだまだ足りていないということを痛感しました。本当に反省ばかりの三週間でしたが、そんな中で、授業や休憩時間、部活動を通じて多くの生徒たちと触れ合い、生徒たちから学ぶことも沢山ありました。特に、入らせていただいた三年四組では、暖かく迎え入れ、暖かく送り出してくれました。最終日の終学活では、黒板に大きく「先生ありがとう」の文字、クラスの皆と撮った写真、一人ひとりからのメッセージカードを受け取り、号泣してしまいました。
 多くの学びや反省、そして教師としての喜びなど、本当に様々な経験をさせて頂けたこの実習は、私にとって一生の宝物となりました。
 向島中学校で実習させていただいたことで、教師になりたいという気持ちはますます高まりました。先生方のご厚意や実習の教訓を生かし、これからも頑張っていきたいと思います。本当に有難うございました。
 皆様のご健康と向島中学校の発展をお祈り申し上げます。   敬具
 教育実習生からお礼の手紙が届いています。その中から、皆さんに紹介したいものを拾い、少々長いけれども全文を掲載することにしました。彼が3週間で様々な経験をしたことが読みとれます。『しんどい』『悔しい』と悩み、『自分は教師に向いているのか?』と自問自答する姿が見えてきます。一方で、感動と喜びに『教師になるぞ!』と意気込む様子も想像できます。思えば、私たちもこの経験を経て今日まできました。
 教育実習の思い出は、私にとっても礎になっています。「この指導案で、一体何を教えるつもりなんや!?」担当の先生にそう言って厳しく指導された仲間が、その後泣いて泣いて、皆で長いこと慰めたことも今思い出しました。
 教師という職業は、「楽しい」けれど、決して「楽」ではないと思います。時間も不規則で、手当なしの超過勤務は常態化しています。土曜日・日曜日も部活動です。相手が人間なだけに関係が上手くいかずストレスの溜まることも少なくありません。でも、感動して泣ける職業って、そうはないとも思うのです。
「なぜ、教師になったのですか。」「どんな教師になりたいのですか。」今一度、スタート地点に戻って自分自身を見つめ直してみるのもよいのではないでしょうか。