『南風、吹かせ!』〜Hot wind from Mukaijima〜
- 公開日
- 2016/07/05
- 更新日
- 2016/07/05
校長室から
「準備にワクワク」
7月1日の朝は久しぶりの晴天で、今年初めて校門で中央公園から喧しく聞こえてくる蝉の声を聞きました。7月に入って一気に夏らしくなってきたように思います。毎日、厳しい日差しが肌を刺激します。
「あんまり焼けんように気ぃ付けや!」「年いってからの日焼けは良うないえ!」日焼けして帰ると妻からうるさく言われます。確かに若い頃と違って、シワシワになる感じがします(笑)。以後、十分気を付けようと思います。
さて、先ほどまで、今日のPTA企画委員会で行う「プチ道徳」の準備をしていました。企画委員会は、年に7〜8回定例で行われるPTAの役員会ですが、大きな議題がない時は各委員会からの活動報告くらいで終わってしまいます。せっかく集まってもらって、それだけで終わりというのではもったいないと思い、前回からそんなときには「プチ道徳」を行うことにしました。ミニネタを使って10分間くらいの道徳の授業を行うのですが、上手くいって感動を共有できたら「来てよかったな!」って感じてもらえるかなって思って始めたのですが、案外反応はよかったようです。
私が授業者でPTA役員の皆様が生徒役です。前回は、東京ガスのCM「お弁当編」を使いました。短い時間でしたが、結構温かな空気が会議室を満たしました。終わってから、「校長先生、よかったわぁー!」と言ってくださる方も居られたので、気をよくして今日も準備をしていたところです。
ところで、こんな風に授業の準備をワクワクしながらできるようになったのは、実は教師になって何年も経ってからです。若い先生にしてみれば、翌日の授業の準備をしようと思っても、生徒指導の問題が起こったり生徒会や部活動の指導があったり、それに今の時期なら懇談会の資料を作ったりの忙しい日常の中で、とてもじゃないけれどワクワクしながら授業の準備なんてできないのではないかと思ってしまいます。
それでも、やっぱり授業の準備をする際にはワクワクしながらやってほしいものです。『この資料を読んだとき、あの子たちはどんな反応をするんかな!?』『この発問をしたとき、教室の空気はどうなるやろう?』『あの子が突っ込んできたら、このように切り返してやろう!』
こんなことを考えながら授業の準備をすると、自然とワクワクしてきます。ワクワク感は、授業に使う教材を十分に我がものにしている証拠です。授業のねらいがはっきりと見えていて、授業の山場が分かっている証拠でもあると思うのです。教師がワクワクしながら準備をし、ドキドキしながら行う授業なら生徒はきっと楽しいと感じるはずだと思うのですがどうでしょう。
偉そうなことを書きました。授業の機会が少なくなった者だから言えるのかも知れません。でも先生方、「準備にワクワク」今一度考えてみてはどうでしょう。