学校日記

『南風、吹かせ!』〜Hot wind from Mukaijima〜

公開日
2016/06/29
更新日
2016/06/29

校長室から

「部活動 頑張れ!」
 『今年の梅雨は雨が少ないのかな』梅雨入りして暫くはそうと思っていましたが、6月下旬からは大雨続きです。特に九州では大きな被害が出ており、まだまだ油断のできない状況です。また、この雨模様の影響でしょうか、朝晩は上着がないと寒いくらいです。
 さて、「夏本番」がやってきます。夏と言えば、3年生が引退をかけて戦う最後の大会やコンクールが一番に頭に浮かびます。今年も、子どもたちの熱い戦いを観るのが楽しみです。
 40年前になります。当時は軟式テニスと呼ばれていたのですが、私は中学生時代、今で言うソフトテニス部で頑張っていました。中学校の傍に京都大学があるので、2年生からは毎朝登校前に友達らと京大のテニスコートで練習をしました。最後の夏の大会では、市内の個人戦でベスト8に入って府大会へ出場もしました。泊りがけで試合に行くのを楽しみにしていたのですが、残念なこと(?)に、その年の府大会の会場は京都市立紫野高校でした。試合は1回戦で負けてしまいましたが、仕事を抜けて父が初めて私の試合を観に来てくれたことを覚えています。
 父もソフトテニスの愛好者です。55歳で国民体育大会へ出場を果たしてからは、西日本大会や全日本大会で優勝するなど、晩年になって全国レベルの選手として活躍しました。お陰で、京都や特に近府県では、何処へ行っても「ああ、澤田さんの…、お父さんにはお世話になっています!」と言われたものです。プレッシャーに感じたことはありましたが、決して嫌ではありませんでした。(今、上の息子が私と同じ教師の道を歩み始めました。『嫌だ!』と思っていないことを願っています…笑…。)
 社会人になってからは、家族旅行を兼ねて方々の大会へも出場しました。和歌山に親子大会があります。小中学生とお父さんというペアで出場する組が多い中で、お父さんとおじいちゃんという特異なペアで2連覇しました。敦賀の大会へは、当時大学生の弟と組んで出場しました。3位でしたが、両親が一番興奮した試合だったと思います。私が大学4回生で全関西選手権に優勝した時、本部席で役員さんたちと嬉しそうに握手を交わしていた父の姿は今も忘れられません。
 私は、テニスという競技を通して“人間性”を磨いてきたのだと思っています。“人間性”とは、性格や考え方、態度や言葉づかいなど、「その人らしさ」のことです。多くの人に出会い、今も大切にしている人間関係が広がってもいきました。苦しい時は、嬉しい時や楽しい時と同じくらいにありました。人との出会いやそうした様々な経験が“人間性”を作ってきてくれたと思っています。
 中学生諸君、残り少ない中学校での部活動に全力で取り組んでください。自分で選んで頑張ってきた部活動です。たとえ勝てなかったとしても、一生懸命に取り組んできたそのことが、みなさんを成長させてくれると信じています。