学校日記

『南風、吹かせ!』〜Hot wind from Mukaijima〜

公開日
2016/06/16
更新日
2016/06/16

校長室から

『チャレンジ体験』
 梅雨入りしたのに案外雨が降らず、何やら変てこりんな気分です。
 さて、14日から2年生が「チャレンジ体験学習」に取り組んでいます。この行事は、生徒・教職員の両方にとって修学旅行に匹敵する大きな行事です。修学旅行と同様、事前事後にかなり多くの時間をかけて取り組みます。だからこそ、意義あるものにしなければなりませんし、強く思い出にも残ります。彼らは今年も50ほどの事業所にお世話になって仕事を体験し、働くことの意義と楽しさ・厳しさ等を学んでいるはずです。
 ところで、おそらく、全国的にこう呼ばれていると思うのですが、「チャレンジ体験」とは、一体誰がいつ名付けたのでしょう。実にぴったりの名前だと思うのです。全員が第一希望の職場に行けている訳ではありませんが、学校の授業中では見られないようなイキイキした表情で幼児に関わっていたり、職場の方の指示を一生懸命に聴いている姿を見ると、多くの時間をかけて取り組む値打ちを感じてもいます。
 この取組は、5〜6年前までは5日間で行っていました。その後、授業時間確保の目的で3日間にする学校が増えました。ところが、事業所によっては平日に休業日を設けているところもあり、2日間しか体験ができないという事態が起こってきました。そこで、4日間の取組にする学校が増えており、本校でも今年からそうしました。
 さて、2日が終わりました。ここまでは緊張感もあり、楽しさが勝っていますが、本当のこの取組の意義はここからです。3日目4日目になると、「しんどい」と感じるようになるのです。緊張感がなくなって仕事内容が雑になったり、態度によからぬ変化が現れたりもします。事業主の方に叱られることもでてきます。新鮮な気持ちをもったまま体験活動に精を出してほしいと思います。
 私は、中学生ぐらいから教師になりたいと思って、その夢を叶えるために頑張ってきました。しかし、大学に入って学ぶうちに、自分が教師に向いているのかどうか悩んでいます。もちろん、子どもに学ぶ楽しさを教えたいし、中学生の時の恩師のような先生になりたいという気持ちは今も強くもっています。私がこの実習で一番期待していることは、自分の教師の適性の有無を確かめることです。最後まで全力で、生徒や先生からたくさんのことを学ばせてもらおうと思っています。ここで得た経験は一生のものだと思うので。【一部省略・改編】
 今本校で頑張っている教育実習生が書いた決意の文章です。教育実習生の全員が「先生になる」という夢にだけ向かっている訳ではありません。こういう実習もありです。ただ、この人も書いている通り、全力で取り組まなければ、適性の有無を判断することはできないでしょう。この人も、現在「チャレンジ体験」を実行中です。
 2年生諸君、あと2日間、全力で取り組んでおいで。そして、たくさんのことを学んできてください。