『南風、吹かせ!』〜Hot wind from Mukaijima〜
- 公開日
- 2016/02/09
- 更新日
- 2016/02/09
校長室から
「受験生たちへ」
いよいよこの日がやってきました。私たち教師にとっては毎年の事ですが、生徒にとっては一生に一度の大イベント。明日は私立高校の入学試験です。
毎年、この時期は一年のうちでもっとも寒くなります。雪が積もって全員が試験会場に行けるのか心配したことがあります。インフルエンザが流行して、入試を断念せざるを得なくなった人のいた年もありました。その日がやってきました。
明日受験する私立高校が本命の人も、私立高校を併願して公立高校を目指す人もいますが、本校3年生の8割以上の人が明日の試験に挑戦します。
彼らは今、どんな気持ちでいるのでしょうか。中学受験を経験した人もいるとは思いますが、ほとんどの人にとっては初めての経験です。これまで模擬テスト等を受験した人の中には、人の鉛筆の音が気になって集中できなかったとか、周りの人がみんな自分より賢そうに見えて“ビビった”という経験をした人もいるのではないでしょうか。なーに、心配ご無用。落ち着いて始めれば自然と集中できますし、元々同じような能力の人がその試験会場には居ます。あなただってきっと他校の生徒からは「賢そう」に見えているのです。これまで、保護者の方や担任の先生と十分に話し合って決めた受験校です。何も満点をとる必要などありません。6割とれれば十分合格します。専願や推薦ならその割合はもっと低くなります。普段の力が出せれば合格できるはずですから、安心して試験に臨んでください。
先ほど、「前日指導」ということで受験生たちに激励の言葉をかけてきました。
生徒の目がまっすぐに私に注がれます。話を聴きながら頷く生徒がたくさんいました。中には涙ぐんでいる人もいます。緊張と不安とやる気と信頼とが入り混じった受験生らしい素直な表情が微動だにせず並んでいました。これまで、何人かの面接の練習をしてきました。頑張っている授業中の様子は毎日見ています。「一生懸命がカッコいい!」と行事に向かう素晴らしい態度も知っています。明日は、向島中学校の生徒として、自信と誇りをもって各会場へ入ってください。皆さんは自分では気づいていないと思いますが、皆さんが普通に振る舞っていても、皆さんから放たれるオーラで周りの他校生は圧倒されると思います。
「なんで高校入試なんてあるねん!? こんなん、なかったらエエのに!」
少なくとも一度はこんな気持ちになったことがあるはずです。でも、もう逃げられません。今晩は、落ち着かず、寝るに寝られない時を過ごすことでしょう。それも人生を生きる上では大切で必要な経験です。難しい問題を解くことはせず、英単語や英熟語、漢字の読み書きや慣用句の意味の確認などで11時ごろまで頭を使ったらできるだけリラックスして寝ましょう。明日は、きっといい日になります。グッドラック!