学校日記

『南風、吹かせ!』〜Hot wind from Mukaijima〜

公開日
2016/01/29
更新日
2016/01/29

校長室から

「生徒の成長 教師の喜び」
 2年の修学旅行が終了しました。今後、校長仲間から「修学旅行でスキーに行くのってどう?」と尋ねられれば、必ず「いいよ!」と伝えたいと思います。そう思わせてくれた素晴らしい出来でした。修学旅行を終えた今、特に2つのことを思います。
「2年生の大きな成長」と「2年生と担当の先生方との絆の深まり」です。スキー学校の卒業式の場面でそれを強く感じました。その時、集団が確実に一つになっていました。先生や代表生徒の話が集団の全生徒の心の中へ“すーっ”と入っていく様子が目に見えるように分かったのです。
 26日、まだ暗い6時前に子どもたちが集まってきます。寒そうですが笑顔です。みなワクワク感に満ちています。見慣れたエメラルドグリーンのジャージがやけに鮮やかに目に映ります。出発式が体育館で行われます。1・3年担当の教職員も全員が校内外に揃っています。生徒には「皆さんは、保護者の方をはじめ多くの人に支えられている」ということを強調しました。行きのバスの中から賑やかです。途中のSAで、積もっている雪に気持ちは一層高まります。無事に信州に到着しました。白銀の別世界です。空気は冷たく“ピーン”と張りつめ、頬に心地よく感じられます。否が応でも子どもたちのテンションは上がります。さあ、いよいよ始まります。
 講習の前にスキー学校の開校式です。「日ごろ、自然の少ない都会に生活している子たちです。豊かな大自然の中で身体を動かす心地よさを感じさせてやってください。」と言いました。もちろん、「自慢の子ども達ですから、先生方の指導に一生懸命ついていきます。」とも付け加えました。みんな頑張ってスキーの練習に取り組みました。滑れるようになったと喜んでいる人がたくさんいました。初めは「早く帰りたい」と思ったけれど楽しくなったという声も聞きました。山頂は景色が最高で、行けてよかったという人もいました。でもやはり、ペンションやバスの中で過ごした時間が楽しかったようです。友達と遅くまで楽しく話したこと、学級ごとに行ったレクレーション、美味しい食事、どれも一生忘れられないよい思い出になったことだと思います。
「たくさんのお土産を買ったけれど、“やり切った満足感”という最高のお土産を持って帰ろう!」学年主任の言葉が、今も強く心に残っています。
 2年生は、修学旅行という大きな行事を終えて、また一つ成長を遂げました。3年生は、いよいよ受験本番に突入です。これもまた、個々の人生を大きく成長させるためには必要です。1年生は学年の締めくくりをしっかりとしなければなりません。
 生徒が心豊かに逞しく育っていく姿を傍らで観ていて、こちらも教師としての喜びを実感します。この時期は、何かとピリピリした緊張感がありますが、だからこそ、教師という仕事の醍醐味を感じることの多い時期でもあります。