『南風、吹かせ!』〜Hot wind from Mukaijima〜
- 公開日
- 2016/01/04
- 更新日
- 2016/01/04
校長室から
「支えを感じて」
平成28年 明けましておめでとうございます。
今年のお正月は穏やかな日が続きました。昨年の事を覚えている方もおられるかと思います。元旦の午後から大雪が降りました。我が家では、毎年元旦の夜は私の父母を中心に親戚が集まって会食をするのですが、雪のために交通がマヒして会場へなかなか行けなかったことを思い出します。これだけ暖かいと、過ごしやすいのですが、今月26〜28日の修学旅行が不安になります。実際、年末年始のTVのニュース番組でスキー場の雪不足が報道されていました。2年生が楽しみにしている修学旅行です。どうか、それまでには雪がドカッと降り積もってほしいものです。
さて、本校の廊下の各所に花が活けられているのに気付いている人は少なくないでしょう。これは、地域の方(かつては本校生徒の保護者の方)が月に1度くらい来ては活けてくださっています。そうそう、3年生諸君はよく知っている方です。茶道教室でお世話になったあの先生です。
「明日から生徒さんがやってくるのだから、花を活けて迎えてやりたくて…」
そう言って、朝早くに来られました。『新しい年を迎え、意気込みをもって清々しい気持ちで登校する生徒たちを気持ちよく迎えてやりたい』こんな気持ちは私たち教師が持ちこそすれ、地域の方から聞いてとても新鮮な気持ちになりました。公立学校には様々な生徒が在籍しており、私たち教職員は、様々な背景をもった子どもたち全員が安心して通える学校を目指して取り組んでいます。一方で、地域の学校だからこそ、こうした教職員以外の方々の支えもあります。吹奏楽部のユニフォームは、毎朝学校の周囲を清掃しながら生徒の登校を見守ってくださっている方から寄付して頂いたと聞きました。また、ニュータウンの1室で「学習会」を開いてくださっている方もおられます。
花を活けることも茶道を指導してくださることも、そして学校の周囲の清掃活動や学習会の開催もすべてボランティアです。だからこそ、私たちは縁の下で学校や子どもたちを支えてくださっている方々の事をよく知る必要があると思います。そして、感謝の気持ちをもって接しなければならないとも思います。
年末年始6日間、両親とは何か月分も話をしました。家族と1日中一緒に居た日も多くありました。十分充電はできましたが、休みボケで今朝出勤するときに「あー、とうとう始まるのか…」というネガティブな気持ちがなかった訳ではありません。そんな情けない怠惰な気持ちを地域の方が吹き飛ばしてくださいました。
「すべては、向島中学校区の子どもたちと向島中学校の発展のために!」
給料をもらっているからとか、それが私たちの仕事だからとか、そんなことではなく、そのことが私たちの使命であり喜びだから、という決意で今年も取り組みます。
平成28年も向島中学校をよろしくお願い申し上げます。